自然素材の家Q&A

無垢フローリング編

無垢の床はオイルなどの手入れはどのようにすればよいでしょうか。

蜜蝋ワックスのような自然塗料で仕上げた場合、生活の中で表面のワックス成分が失われていくと艶と耐水性が失われていきます。日常的な清掃は掃除機をかける。そしてクイックルワイパーなどのパラフィン(蝋)の成分のあるモップで乾拭きをすることで保護が維持されます。
また週に1回程度のお手入れでは「Bonaフロアクリーナー」(新潟市内では、「くらしのデザインmateria」さんでもお取り扱いしています。)など、汚れ落としとワックスがけが一度にできる製品があるので、こうしたものを利用なさるのもよいでしょう。
玄関付近のような人の往来の多い場所はワックスの抜けが多くなり艶が無くなったと思えば、その都度部分的に蜜蝋ワックスを塗りこむといいでしょう。全面的に定期的に塗る必要はありません。塗りすぎは禁物です。一番に注意すべきは水で濡れているのを放置することです。表面が荒れてシミになります。そうなった場合は、紙やすりでこすり、平滑にした上で再度ワックスを塗りなおします。

床暖房に無垢材を使用するのはやめた方がいいという意見を聞いたことがありますが実際はどうなのでしょうか?

答えはYESでもありNOでもあります。通常の床暖房ではフローリングの下にヒーターを設置するので表面温度が30度前後の高温になります。 すると乾燥して多少収縮するので、通常は床暖房対応の複層合板フローリングを用います。ヨーロッパ製の無垢フローリングなどでは床暖房対応品がありますが、かなり高価であって利用は限られるでしょう。オーガニックスタジオの推奨暖房方式の「床下暖房」では、直接フローリングを温めないために表面温度は20~24度前後とマイルドで、床暖房用に加工していない無垢のフローリングでなくても利用できます。

無垢フロアの上に、カーペットを敷いたら床が痛むと聞きましたが?

ウールや麻・木綿などでできた呼吸性のある敷物であれば、床が痛むということはありません。ホットカーペットの場合は、下に保温マットを併用して敷く場合があり、こうしたビニール製の呼吸性のない敷物を敷くと、内部で蒸れて表面が荒れることがあります。
ただし、木は日焼けをしますので敷いてある場所とない場所では色の差ができます。
一度敷物を敷いたら位置を変えないものだから気になしないことです。

無垢のフローリングで、パイン材や杉にすると温かいというけれど、本当に温かいのですか?

木の材質により床の表面温度が温かくなるということはもちろんありません。木にはそれぞれの熱伝導率があり、熱の伝わりにくいものと伝わりにくいものとがあります。
比較的柔らかい針葉樹系のフロアは、熱が伝わりにくく足裏にぬくもりは感じるのですが、傷はつきやすいといえます。
一方で広葉樹系は硬いので傷つきにくいのですが、比較で言えば床が冷たいと感じやすい。そこで、床下に暖房するなどして快適に過ごせるようにするとよい結果になります。いずれにしろ、床の選定で雰囲気がまるで変わった空間になりますので、好みを優先するとよろしいでしょう。

無垢でないフローリングとはどのようになっているのですか?

大別すると2種類あります。

(1)「複合フローリング」とは、ベニヤを貼合わせた合板・集成材の表面に天然木の薄板を貼付けたもので、化粧天然木の厚さは、 一般的には 0.3 ミリ前後のものをつかいます。別名「合板フローリング」といいます。性質は、 温度湿度の変化に強く、狂わない、耐水性・耐候性に優れています。これらの特徴は接着剤に起因するもので、どちらかといえば、木よりも接着剤が主役の建材です。なにより価格の安さが魅力で、 現在も多用されています。表面材の処理・塗装をみると、耐摩耗性を高めるために、 ウレタン樹脂塗装を厚くしたものが多いようです。また、「WPC加工」という、割れ・狂いをなくすためにプラスチックモノマーを含侵させ、 木材の天然高分子と複合体の構造にした表面処理のものも、用いられています。

 

(2)「シートフロア」という名称で、塩ビなどの樹脂に木目のプリントを施したシートを合板に張ったフロアもあります。

無垢の床はカビが生えませんか?

通常の利用を前提にすれば、床にはカビは生えません。しかし、ごみが長期間付着したままであったとか、常に結露水が発生していたなどの劣悪な状況では生える可能性はあるでしょう。

無垢のフローリング以外で、床の仕上げとしてはほかに天然素材のものはありますか? その場合はどのような用途に向いていますか?

自然素材を用いた床の仕上げには、例えば「コルクタイル」というものがあります。コルクタイルは多少弾力があるので、子供室とか、床に直に座る生活をする部屋にコルクタイルを使う考えもあります。また、病院の床に用いられることの多い「リノリウム」も、実は自然素材よりできています。また、「サイザル麻」という繊維を編んだカーペットタイルは丈夫で、通路や階段などにも用いられています。「籐の網代マット」なども日帰り温泉の脱衣所でよく見る仕上げです。いずれも足ざわりの良い素材ですが高価です。

リビングや寝室などは無垢の床で考えていますが、トイレや脱衣所などの水周りはどう考えたらいいのでしょうか?

水の跳ねる場所は、防水性のあるクッションフロアがコストとクッション性で一般的ですが、ビニール感の強いものが多く質感に乏しいと考えます。表現性のより高いプラスチックタイルというものを用いることが多いです。
居住空間との統一性を求めて、水周りも床の無垢のフローリングですることも可能です。その場合は、ウレタンなどの撥水性の強い塗料で仕上げます。

室内で犬の飼育を予定しています。汚れと転倒防止の対策にはどうしたら良いでしょうか?

汚れ防止という意味からお答えします。これはトイレのしつけがどの程度完璧かによります。完璧であれば通常の蜜蝋ワックスで問題はありません。しかし、トイレの外で時々してしまう犬の場合は、人のいない時間帯はゲージでの飼育をすべきでしょう。
塗装には滑りやすい塗装と滑りにくい塗装とありますので、犬の転倒防止のために滑りにくい表面のものを選びます。蜜蝋ワックスは滑りにくいのでそのままでよいです。また、冬になると犬の肉球が乾燥して、より滑りやすいとも聞きます。保湿クリームで潤いを保つことも転倒防止に効果があるといいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
検討土地などの情報をお持ちいただけるとスムーズです。 【ご夫婦、ご家族でのご参加歓迎】家づくりに対する意志の統一にも有益です。 【ご予約制】見学はお気軽にご連絡ください。
オーガニックスタジオ新潟(株)
オーガニックスタジオ新潟株式会社
〒950-1101 新潟市西区山田3077 TEL 025-201-6611 FAX 025-201-6612