自然素材の家Q&A

自然素材編

自然素材でできた部屋にカビが生えませんか?

室内でのカビ被害は、結露となる壁面やサッシ周りで顕著に発生します。結露は表面温度が低い部分に過剰な湿気が生じて起こる現象です。自然素材だからカビが生えるのではなく、塩化ビニールのクロスでもカビが生えます。
カビを気にするのであれば、根本的な原因である「室内にある温度差の解消」。すなわち、高断熱高気密を高いレベルでなし得ようと考えるべきです。

階段にワックスをかけると滑ってしまうのでは?

天然系の仕上げでも、蜜蝋ワックスの場合は適度なしっとり感があり、歩行の時もグリップを感じます。むしろ一般的な複層フローリングよりも滑りにくいといえます。汚れ止めという意味でも、床と同様に蜜蝋ワックスを塗ります。ドイツ系の自然塗装の場合は、さらっと感が強く、滑りやすいものもあるので注意です。

自然素材は取り入れたいが予算が無い場合、お勧めの優先順位はどこでしょうか?床?壁?天井?それとも?

優先されるべきは、人間の感触に関わる部分と考えます。床は常に足裏が触れる場所なので無垢のフローリング張ることが最優先めです。 床は自然と目線に入る場所で、一番インテリアの要素としては大きい部分です。次は建具関係です。
予算が厳しい場合は天井壁は、自然素材クロスなどで済ませるだけでも良いと思います。

天井や壁に木質系の板を貼った場合も、手入れが必要なのでしょうか?

天井は初期にオイル仕上げをしてしまえば、その後は不要と考えます。
柱や壁などは、手に触れるケースもあるので汚れ止めという意味でもワックスを塗ることが望ましいです。しかし、床ほどワックスが失われないので初期に塗っておけばよいでしょう。

無垢の木材は色が変化すると聞きましたが、実際はどうなのですか?

ヨーロッパのアンティーク家具を見てわかるように、歳月を重ねて趣のある「あめ色」に変化していきます。住むごとに深まる天然木の色変化を持って楽しめるのが、自然素材の家に住む醍醐味で、完成したときから劣化の始まる工業製品とは違う点です。
注意すべきは、色変化で赤味を帯び、色調も落ち着いていくので、内装を全てログハウスのように天然木で仕上げると、室内が想像以上に暗く感じてしまうことにもなります。壁の仕上げまで天然木になさりたい場合は、こうした変化も考慮することをおすすめします。

木を眺めているだけで気持ちが安らぐのは気のせいですか?

それは「木のせい」です。木には、視覚的に人間が落ち着くとされている様々な要素があるからです。「色」としては「人間の肌の色」に近いほど親しみを感じ、和やかな気持ちになります。その逆に、人の目に有害な紫外線を吸収される性質があります。また、木材にある木目の模様は、さざなみの形のように自然界にしかつくれない自然な不規則なリズムを刻んでいます。これを「1/fゆらぎ」という、見る人の心身を癒すという作用があるとされています。
こうした木材の見る人を癒すという効果も科学的にも解明されています。

新築の家の南窓側にウッドデッキを考えています。ウリンと人工の樹脂とどちらが耐久性がいいのでしょうか。メンテナンスはどれくらいかかるものですか?

ウリンは デッキ材の最高峰です。 病害虫の多いジャングルの中で朽ち果てない耐久性。木材最強ともいえるでしょう。 デッキ面自体は水はけさえよければ無塗装で20年以上余裕で持つと思います。同様に「セランガンバツ」や「イペー」という南洋材も無塗装で長く使えます。 しかし、木材自体も高価であるので、もう少し値段の安くて耐久性もある「ウエスタンレッドシダー」や「ベイヒバ」などを用いて、キシラデコールなどの防腐保護材を塗れ、長く使えると思います。
私どもの場合は軒先に隠れる範囲で用いることを原則としております。雨に当てないのが一番確実であり、より安価な国産ヒノキでも十分長持ちします。
「人工の樹脂材」というのは最初は均質感があって見た目にはきれいに見えますが、紫外線で白化してきます。 劣化したあとの補修が効かないので使い捨てになることになります。

キッチンの天板を天然木でしたいのですが、何か問題はありますか?

キッチンの天板を木にした場合は、ステンレスや人工大理石と比べると汚れやすいと言う欠点はあると思いますが、木の表情と質感も捨てがたいものがあります。その場合、ますは、チークなどの耐久性がある木材を幅ハギでカウンター材を製作してもらい用います。
オスモのような浸透性の自然塗料で処理します。オスモの塗料は、ワックスのような感覚で、簡単に布地に含ませて塗れますので、こまめに塗るようにすれば、耐久性も問題ないと思います。
シンクに関しては、アンダーシンクよりもオーバーシンクにしたほうが、木材の小口の部分に水を吸せることもなく、長持ちすると思います。ただし、製作キッチンとなるとそれなりのご予算を覚悟してください。

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