住宅思想

6:普遍的なデザインを求めて

消耗品とならないデザインへ

ハウスメーカーは販売主体の会社ですから、住宅を商品と捉えて外観デザイン流行を取り入れようとします。

南欧風の乾いた黄色見の外壁がはやったと思ったら、数年であっという間に廃れてしまいました。近年はモダンごっこをしたBOXタイプの住宅がもてはやされたが、ローコスト系がまねするようになると飽食感が出来てきたように思えてきます。いずれ10年後にはすべてが過去のものになり「ああ・・あの頃の家なのだね」と思われることは間違いないでしょう。

こうした、住宅のデザインに流行を取り入れるという考えを私たちはやめることにしました。

住む人は、流行の終わった洋服みたいに買い換えるのなら簡単でいいのですが、住宅はそうはいかないからです。 

新潟に一番ふさわしい住宅を目指す

私たちは「新潟に一番ふさわしい住宅は何か?」常に問い続けてまいりました。

「家のかたち」外観の設計については、パッシブな配慮のされた設計であるべきで、

「軒(のき)」と「庇(ひさし)」は、日射の制御だけでなく、雨で家が朽ちるのを守り耐久性へも大きく貢献し、もたらす壁への陰により陰影が深く感じられ、静けさの感じられる表情になります。もちろん、植栽を中心とした外構の働きは、建物の造形以上に周辺への影響を与えます。可能なだけ木を植えたいものです。

その結果生まれてくる「静かな雰囲気のある住宅」は、しなやかな新潟県人のメンタリティにもあうように思え、さわしいと思います。

「家のつくり」として何が大事であるか?それも新潟の気象特性に配慮すべきでしょう。、新潟市については沿岸寄りの気候で、雪よりもむしろ強い北風が要注意です。

この地で快適に住む上では、高気密高断熱の技術は基本となることでしょう。

そして「住み心地」をよくするならば、気候風土の特性に合った、素材の選定することが必要となるでしょう。

新潟という風土は、夏は蒸し暑いし冬に雪も降る。夏冬ともに湿潤な気候なので、仕上げは呼吸しない新建材ではなく、土や木のような呼吸素材を中心に選択したいものです。

スタンダードなベストバランス

最後にまとめとなりますが、以上のように家づくりは、住む人を取り巻く様々な要素の総体として住宅がなされることと言えるでしょう。どんな家づくりにも予算というものがある。それを無駄にせず最適解をバランスをもって実現させてゆくことが私たちの仕事と思います。

出来上がるのは一件の住宅に過ぎませんが、住む人の暮らしを豊かに変えるだけでなく、新潟を少しでもより良いものに変えてゆく力があると信じて。

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