スペック・基本仕様

素材としては普遍性があるもの、 工法としては科学的で評価が定まっているのものを、スタンダードな住宅を構成する各要素として、性能とコストのバランスを考えて吟味しました。

構造

基礎構造
地盤改良工事

地盤の状態は建築物にとって非常に重要な要因です。オーガニックスタジオでは全ての物件に地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を行います。調査結果により必要に応じて地盤改良工事を行います。

(鋼管杭による改良工法の様子 )

ベタ基礎

(コンクリート強度 24N/mm2)

ベタ基礎は、地中でスラブの水平剛性が取れるために、ダンボールで例えると、底の役割を担い、地震などの力が働いた際に、より丈夫な構造になります。

換気口のない立ち上がり

基礎断熱工法の採用で、基礎の外周部に換気口を設ける必要がなくなります。そのため、従来問題視されていた、換気口周辺のクラックはなく、連続した梁としての役目を果たし剛性を高めます。

スラブ・立ち上がり一体構造

一般的なベタ基礎は、スラブ部分と立ち上がりは別々でコンクリートを打ち込みます。オーガニックスタジオでは外周部の立上がりコンクリートは床版コンクリートと一体打ち(打継ぎなし)とします。これにより構造強度を向上すると共にシロアリの侵入の防止策となります。

地盤改良工事
地盤改良工事
ベタ基礎
ベタ基礎
木構造(オール4寸)
木造軸組み工法の意義

古代の日本の自然信仰において「山は神」であり、山からの力を田畑に注ぎ込むために、神の拠り所のために大地に柱を建てたとされます。それが神道での神社の起源であり、木造軸組み工法による住宅のルーツでもあるわけです。
 

新潟の山林保護と地産地消の観点からも、新潟県では県産杉の活用を推奨しております。県の定めた品質と性能を満たす良材である「越後杉ブランド材」を積極的に利用し、住宅の基本構造の性能向上と、新潟の林業へと貢献いたします。

耐震性を数値化する。(許容応力度計算)

「安心して住める家」の基本性能は耐震性です。しかし、2階建て以下の木造住宅には構造計算は義務化させておらず、設計者の裁量に任された仕様規定にて構造は決められております。

オーガニックスタジオ新潟では ビルなどの設計で行う「許容応力度計算」という構造計算を行い、耐震性をより科学的に分析し木軸構造を計画します。この計算は膨大な手間と時間がかりますが「人命と財産を守れる家」をつくるために標準化します。

木造軸組み工法の意義
木造軸組み工法の意義
土台 国産ヒノキ 特一等 乾燥材  120x120
越後ブランド杉 特一等 乾燥材  120x120
梁・桁 越後ブランド杉・ベイマツ 特一等 乾燥材
床構造 1・2階 根太レス剛床
外面材 ダイライト + 筋交いにて偏芯バランス
軒先

木造らしい優しさと、構造を隠さない素直さ。そして再塗装の不要な経済性と耐久性を考慮して、軒の仕上げは杉板と垂木の現しにします。

垂木:杉 上小節  45mmx75mm @303

野地:杉羽目板 ア12mm

塗装:ウッドロングエコ 木部保護保持剤

軒先
軒先
耐力
壁部分

従来工法では横からの力に抵抗するため斜め材(=筋かい)が柱の間に入ります。
筋違方式では、地震の際の破壊エネルギーが筋違と接合部分に集中することと、建物の変形が大きいために内装・外装の被害が生じやすいという問題が残ります。
耐力面材を使うことで、地震の際にも力を分散し、揺れを抑えて高い耐震性を発揮します。
構造面材にダイライトを用いることで、木造軸組住宅でも最大で壁倍率5.0の耐力壁がつくることができます。

* 設計段階で木軸構造を検討し、外周部はダイライト+内部の壁は筋交いで強度を補うことで、耐震等級2・3となるように計画します。

耐力面材ダイライト

(1)  耐火性
ダイライトは、鉱物を主原料とするために、耐火認定のされた不燃材であり、杉板やGL鋼板などの耐火性に乏しい外壁仕上げ材を貼ることが可能になります。

(2) 耐久性

ダイライトは鉱物でできているために、白アリの食害や腐朽の被害に強い安定した素材です。また、2×4などで用いられる構造用合板に比べて4倍以上湿気を通しやすいという性質があり、壁体内結露を予防し建物の高寿命に貢献します。

(3) 耐熱性

外周壁に筋違を使うと、断熱材をうまく充填することと、防湿層の連続する施工も困難です。面材の利用により、壁の内部は隙間なく断熱材で満たすことが可能です。

耐力面材ダイライト
耐力面材ダイライト
シロアリ対策

人体や環境への影響を考慮して、室内への木材へは薬剤による防蟻処理は原則行いません。

薬剤による防蟻処理は人体への負荷が大きいだけでなく永久的に持続するものではないため根本的な対策にはなっていないと考えます。オーガニックスタジオでは、建築的な工夫により白蟻対策を考えています。

(1) 立上りコンクリート一体打ちによるベタ基礎

上記「基礎」の項にあるようにベタ基礎とすることと立上りコンクリートを一体打ちにすることでシロアリの侵入経路を防ぎます。

(2) 基礎断熱工法の採用

戦後、住宅の基礎が布基礎の全周囲方式へ変わり、夏場の床下の湿度が高くなったことが住宅腐朽の大きな原因です。キソパッキンによる全周換気により、換気量が増えましたが、低温となる床下の土間コンクリートに高温多湿の外部空気が流入し結露を起こすメカニズムは根本解決になっておりません。

基礎断熱工法で、床下と室内との温度差を少なくすことで、従来より床下の相対湿度を20%程度低下させ、床下空気を乾燥させることでシロアリを寄せ付けません。

(3) 気密シートによる土台の保護

基礎断熱の施工の際に、基礎天端と土台との間に、気密パッキン入りのシートを敷き、建物と気密シートと接着させるために、完全に外気・外部に土台が露出しない構造になります。

(4) シロアリに強い木材の選定

土台には、ヒノキ風呂でもおなじみの、湿気に強く防蟻性の強い国産ヒノキを採用しました。

柱や梁などで用いる「県産ブランド杉」も、防腐防蟻性に優れます。

シロアリ対策
シロアリ対策

断熱仕様

断熱性能(3ランク上の断熱水準)
春夏秋冬を通じて心地よい室内にするための前提条件となるのが、高い断熱性です。
オーガニックスタジオ新潟では、全国のトッププレーヤーたちと最新の情報を、日々、情報共有し技能の研さんを進め、高性能な断熱住宅を当たり前のこととして建築しております。

熱損失計算のプログラム

計画設計の段階から、熱損失計算のプログラムを用いて、実際に外に逃げていく熱量を計算し、一冬でどの程度、暖房によるコストがかかるのか?という分析結果を、お客様に明示していくことが可能です。
それにより、別の会社の断熱仕様で仮に建てた場合のコストの比較も可能。車で例えれば購入前段階で「燃費性能」の比較も可能です。
*利用ソフト: 
新住協「QPEX」  
パッシブハウスジャパン「たてもの燃費ナビ」

断熱性能

床下エアコン1台で、家丸ごとのベース暖房が可能で、経済的に負担を感じることの無い暮らしを実現できることが理想です。
その理想な状況になるように断熱仕様を逆算し、ご推奨の断熱仕様を提示します。

また、断熱性能を上げるほど、室内の表面温度が室温に近づくために、より快適になります。例えば「もう100万円追加し断熱を強化すると、どの程度の性能になり、燃費がどのくらい少なくできるか?」など、高度なアドバイスも対応できます。

基本断熱グレード仕様で Q=1.3 
 (次世代省エネ基準Ⅰ地域 以上)
平均気密実測性能 C=0.7

気密測定なみかた
気密測定
熱損失計算のプログラム
熱計算ソフト
<基本グレード> 全熱交換型換気扇

① 冷暖房費削減
温度交換率90%という高性能タイプを採用。
排出する空気の熱を無駄なく換気するため、冷暖房費を抑え、光熱費を節約することができます。第3種換気と比較して、年間の冷暖房費を2.5万円程度削減できます。

② 冬の過乾燥、夏の多湿化を防ぎます。
冬の場合、全熱交換で排気する湿度(室内空気中の水分)の約65%を回収しますので室内が乾燥し難くなります。一方夏は、その逆で、外気の水分を取り除きますので、室内が多湿化するのを防ぎます。

③ 空気の清浄化
花粉も除去できる外気清浄フィルターを採用。外気のホコリはもちろん、花粉を80%以上カットできるため、室内の空気が正常に保たれます。

熱交換換気扇
全熱交換換気扇
開口部
サッシ

<基本グレード>樹脂サッシ  APW330
(Low-E 複層ガラス U値=1.67 YKKap社)
一般住宅では逃げていく熱の過半数は窓から逃げていきます。 だから断熱を確認する上で窓性能のよしあしを検討することは非常に重要です。オール樹脂枠の採用で、枠の不快な結露も抑えます。

    <UPグレード>樹脂トリプルサッシ APW430
    (世界クラスの高断熱性能。U値=0.91 YKKap社)
    断熱性能UPによる経済性の向上はもちろん、窓辺にいてもひんやり感を感じることもなく、快適性をより向上させます。

    サッシ
    サッシ
    木製断熱玄関ドア(ガデリウス社)

    最高級の建築木材である天然チークを用いたシンプルなデザイン。
    防犯性に優れたディンプル錠と、調整の容易な3次元蝶番を採用。

    木製玄関ドア
    木製玄関ドア
    断熱材
    <基本グレード>高性能グラスウール 16K 120mm

    木造住宅は、柱の厚みの分だけ壁の中は中空になっています。そこを無駄にせず、断熱材を充填することが合理的です。
    充填する繊維系断熱材は、空気を閉じこめた層をつくり布団のように保温します。
    高性能グラスウールは、一般のグラスウールより繊維が細かく、保温性の高いタイプです。
    洗練された新住協方式の気密防湿工事と相まって、安定した高性能を実現します。
    コストパフォーマンスの最も優れた方式です。

    <UPグレード>付加断熱工法(高性能グラスウール

    断熱性能は、断熱材の厚みに比例します。厚ければ厚いほど性能が高くなります。
    壁の内部充填よりも性能を上げるためには、さらに外部に断熱材を追加します。(付加断熱)
    内部充填の120mmに加えて、外部に105mmを施せば、合計で225mm断熱となり、一般的な住宅の2倍の断熱性能になります。
    保温性向上により永続的に暖房コストを削減するだけでなく、壁表面温度が室温に近くなるために、冬の快適性が大幅に向上します。

    高性能グラスウール
    高性能グラスウール
    <UPグレード>セルロースファイバー 55k 120mm

    *デコスドライ工法  壁内無結露20年保証
    *専門業者による責任施工で吹込み工事を行います。

    セルロースファイバーは、古新聞からの再生された素材なので、製造時のエネルギーが桁違いに少なく環境にやさしい断熱材です。
    もともとの原料は木になります。細かな繊維が絡み合い、繊維の中にも木の細胞壁が残っているので音を伝えにくく、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。

    セルロースファイバー
    セルロースファイバー
    ●基礎部分
    カネライトスーパーEIII 75mm(基礎内側+外周部65cm スカート断熱)
    様々なメリットの多い基礎断熱工法を採用。断熱材を基礎の内側に張ることで、シロアリ被害の対策としております。

    ●天井部分
    吹き込みセルロースファイバー 300mm (25㎏/㎥)
    小屋裏空間は、梁などの障害物の多い場所です。断熱材を吹き込みにすることで、隙間なく充填できます。

    基礎断熱
    基礎断熱
    気密施工

    気密性能がしっかりとしていることは、住宅の大事な基本性能です。

    気密性能の重要な働き

    ① 断熱性能を発揮する大前提
    気密施工をしていない住宅は、壁の内部を煙突のように暖気が抜けてゆき、熱のロスが起こります。
    ② 壁体内結露の防止
    壁の内部に水蒸気が入り込み冷やされると結露し、木材を腐らせます。
    気密層は湿気を止める層としても働き、壁の内部に水蒸気が入るのを防ぎます。
    ③ 換気計画が正常に働くため
    隙間の大きい住宅は、換気扇を回しても負圧が働かず、吸気と排気がうまくいきません。
    よどんだ空気の箇所が生じ、カビダニの発生要因となります。

    オーガニックスタジオ新潟では、北海道方式の気密施工を施すことで、新潟の北に負けない、温かい家を確実につくってゆきます。

    気密施工

    基礎断熱の大いなるメリットの活用

    一般的な住宅の床下の断熱は、床下を住宅の外部として扱い、床の下に断熱材を敷きます。床下換気により、床下は外気と同じ寒さになっているために、床の表面が部屋で一番冷たくなってしまいます。それに対して基礎断熱は、基礎の周囲に断熱材を張り断熱する方法です。

    従来の床断熱方式に比べてメリットが多い方法です。

    メリット

    (1) 高湿になりがちな床下が室内空間に近づくために、床の木構造材の乾燥状態を保てる。 梅雨時でも木材の腐朽しない湿度70%程度で収まるので構造体の耐久性が向上する。

    (2) 床下が乾燥状態のため、防蟻防腐剤が不要になる。 (シックハウス)

    (3) 床下暖房を施すことで、床暖房以上のマイルドな熱環境になり快適性が大幅に向上する。

    (4)  床下からの気密対策が不要になり、気密性能が安定する。

    (5) 床下暖房により、給水配管での滞留水が温水になるので、無駄水がなくなり給湯器より離れたキッチンでもストレスがない。

    デメリット

    (1) 床断熱より若干コストアップする。・・・それをしのぐメリットを優先します。

    (2) 断熱材がシロアリの食害にあう対策。・・・断熱材は基礎の立ち上がり外部を避け、内部に施工します。 べた基礎をベースと立ち上がりの一体に施工し侵入経路を断ちます。

    外部仕上げ

    屋根
    <基本グレード>ガルバリウム鋼板

    ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板です。アルミニウムの長期耐久性と亜鉛のもつ犠牲防食作用。更に自己修復作用を合わせもつため、亜鉛鉄板の約3~6倍の耐久性が期待出来るすぐれた表面処理鋼板です。
    建築コストと耐久性のバランスがよい。また、軽量のため建物負担が少なく、耐震性が向上するという、総合的に優れた屋根材と考えます。
    最大のメリットは雨仕舞いの良さで、緩い勾配に施工ができることです。
    弊社の社屋の屋根は、その理由でガルバリウムを採用しております。
    欠点としては、音が響きやすいということがありますので、下地に木質系吸音ボードを敷き施工しております。

    ガルバリウム鋼板.jp

    ガルバリウム鋼板
    ガルバリウム鋼板
    <基本グレード>安田瓦 (和瓦)

    日本の町並みを特徴つけているのは、瓦のリズムです。 瓦は、歴史に裏付けされた極めて高い耐久性と、遮熱性に優れます。
    安田瓦は雪国向けに開発され、凍害に強く、表面が落雪しないようざらざらした処理がなされている特徴があります。本来は板金屋根よりも高価でありますが、県からの補助金を受けることができれば同等の金額で施工が可能です。 
    欠点としては、荷重が比較的あるので耐震性への配慮をする必要があることです。そこで鉛直荷重や壁量を、軽量瓦の場合よりもより考慮した構造へと設計しております。

    安田瓦生産組合

    安田瓦
    安田瓦
    <基本グレード>ファイバーグラスシングル

    アメリカやカナダのほとんどの住宅で使われている屋根材です。
    良質のアスファルト基材を、ガラス繊維で補強した屋根材です。表面はセラミック焼き付け塗装された粒状の着色石を施しており、色あせがしにくくなっています。特徴は、軽量で耐震性、防水性に優れ、耐用年数が約30年と非常に高い耐久性を発揮します。表面がざらざらしているために雪が落ちてこないという雪国へのメリットもあります。
    主だった欠点の見当たらない仕上げですが、北米の製品のため、デザインに洋風を感じられるところで好みが分かれるかもしれません。
    モデルハウスは総2階で屋根は見えませんが、この仕上げを採用しております。

    グラスファイバーシングル
    ファイバーグラスシングル
    外壁
    脱サイディング宣言

    新潟県内の新築現場で用いられている外壁材の8割は「窯業系サイディング」と思われます。コストが安く、工期が短縮できるので、作り手側に選ばれていると考えます。
    一方で、お客様に外壁に何を望みますかと尋ねると、10人が10人、「メンテナンスに手間がかからないものを」とおっしゃいます。
    となると、窯業系サイディングを張るというわけにはいきません。素地は吸水性があり、水を吸うと冬に凍害でダメになる。それを防ぐために表面に塗装を施してあります。
    塗装によって品質が維持されているので、10数年サイクルの塗装工事が欠かせません。

    住宅ローンを抱えている人が、別枠で100万円近い工事をするのは困難です。
    建てる時のコストだけではなく、生涯のコストを最小にする。
    という観点からサイディングに頼らない、管理コストのかからない素材を選択しました。

    ガルバリウム鋼板 (0.35mm 角波裏板タテ貼・丸波板横貼)

    屋根の項にあるようにガルバリウム鋼板は耐久性の高い素材です。通常は水切りがよい縦貼りで施工します。1階から2階まで継ぎ目なしの1枚もので施工できますので、雨漏りの安全性も高く、すっきりした印象の外観になります。
    ただし、あくまで金属素材なので年に1回は水をかけて塩分を洗い落とすことをしてあげたほうがより長持ちします。

    ガルバリウム鋼板
    ガルバリウム鋼板
    杉板 (18mm 荒板 )

    数百年来、新潟県の住宅に杉板が外壁に用いられていました。
    杉は木造船や酒樽にも使われるように、水に強く、冬に凍害になる心配はありません。
    かなりの耐久性があり、近くの山で入手が容易であったことなどから、柱や造作に使うだけでなく、杉板の下見板はまで幅広く利用され、「新潟県の家は杉でつくる」ということが基本です。
    杉板は、天然素材なので 雨がかかる場所では腐朽菌で冒されて、劣化していきます。
    しかし、屋根がかかって雨がかからない場所においては極めて長持ちします。具体的にはあなたの近所の神社の外壁(帯戸)は、木の板ではないでしょうか。何も塗らず何十年とほったらかしで問題の無い、歴史的に実証された最もロングライフな外壁仕上げの一つとして考えて良いでしょう。

    ●ウッドロングエコ仕上げ(木材防護剤塗装)
    カビを生えにくくすることで倍以上耐久性が向上します。
    顔料により着色するのではなく、木に含まれているタンニンを発色させるために再塗装が不要で、建てた人の存命中にはメンテナンス不要と考えて良いです。時間の経った「古びた印象」の風合いで、植栽の緑との相性も抜群です。

    ●着色仕上げ
    黒・白・赤などの木質保護塗料で塗装します。
    木の木目を目立たなくさせ、欲しい雰囲気を手に入れることができます。
    顔料により着色するために、時間とともにゆるやかに剥がれますので、再塗装が必要です。
    しかし、杉板の耐久性は塗装にすべてを依存しないので、剥がれの古びれ感を楽しみたいのであればラフに使ってよいと考えます。
    ウッドロング仕上に比べて、塗装手間がかかりコストはその分上がります。

    ウッドロングエコ
    ウッドロングエコ仕上げ
    着色仕上げ
    着色仕上げ
    そとん壁

    (100%天然 シラス左官壁 塗り厚18mm 掻き落とし仕上げ)

    鹿児島の火山灰であるシラスを原料とするので色落ちがなく、凍害の心配もないメンテナンスフリーの素材です。製造過程において、石化燃料を用いない省エネ商品で、将来建替えで取り壊した場合でも土に還る究極のエコロジー建材です。豊かで温かみにあふれる素材感で、人間の手仕事の感じられる仕上がりがとても自然です。
    コーディネート次第では、プロバンスの素朴な民家風にもなるし、現代的な和も表現できる、表現に幅のある塗り壁です。

    そとん壁

    そとん壁
    そとん壁

    内部仕上げ

    無垢フローリング  15mm (蜜蝋ワックス仕上げ)

    一般に使われている「フローリング」と称されるものは、合板の上に0.2mmのスライスした板を張ったものです。こうした「合板フロア」は、表情が平坦で面白みがなく、時間とともに深まる味わいがない消耗品として、オーガニックスタジオ新潟は考えます。

    素足でも足触りがよく気持ちの良い素材。 もちろん100%天然素材でシックハウスの原因物質もない。建ててから一生涯つかえる耐久性があり、住むほどに味わい深く表情が変化していく素材。

    オーガニックスタジオ新潟としては、人間の住むべきあたりまえの床仕上げとして無垢の床を考えます。

    無垢の木材の表情と呼吸性と風合いを活かすために、ウレタン塗装は行わず、オリジナル蜜蝋ワックスで仕上げます。

    無垢フローリング
    無垢フローリング
    幅広銘木シリーズ

    堅さがあり傷つきにくい性質のある広葉樹系の無垢のフローリング材から、特に良材とされる銘木を厳選し、さらに仕上がりの美しい幅広のタイプを利用できます。

    (1) オーク 幅広120mm (ナラ)

    寸法の安定の良さとから、フロアや家具としての王道ともいえるのがオーク。
    独特の斑(ふ)出るところが特長です。
    材質が堅硬で、弾性のある良材となるものが多く、ウイスキーやぶどうの醸造用の樽(たる)材にもよく使われます。ヨーロッパでは最も愛用されてきた木材で、アンティーク家具のような風合いに変化していくことが期待できます。

    オーク
    オーク

    (2) ウォールナット 幅広130mm (クルミ)

    よくモダン系の住宅で多用されるブラックウォールナットとは異なり自然な色合いで、含まれるタンニンにより経年変化で独自のシャビーなアンティーク感が出てきます。
    また硬度が高い割に軽いので、見た目以上に足触りがよく温かく感じるという性質もあります。

    ウォールナット
    ウォールナット
    (3) メープル 幅広130mm (カエデ)

    メープルは、木肌の淡い赤味のある明るいフロアで、木目も強くなくシルキーな光沢を持つ高級材として知られております。幅広のメープルは美しい杢目模様が現れることが多く家具はもとより、高級車の内装材としても用いられるほどの銘木です。

    メープル
    メープル
    針葉樹シリーズ

    (1) パイン (北米産) 幅広130mm

    小さめの節を含み木肌の明るさがナチュラル感にあふれます。色味は経年変化で赤味が強くなりアメ色に変化していきます。
    針葉樹は比重が軽く柔らかいために、踏み心地が柔らかく、2階で利用しても足の裏に冷たさを感じにくいという特徴があります。
    床でゴロゴロしたい。可能な限りコストを抑えたい。そんな方に向くフロア材です。

    パイン
    パイン
    土間
    マメ砂利洗い出し(御影石砂利・大磯砂利など)

    より自然な印象にしたいときに用いる土間部分の仕上げです。左官仕事で目地なしで施工できるので、一枚の面としてのきれいな床になります。 天然砂利も無数にカラーバリエーションがあり、様々な表現が可能で、手仕事ならではの味わいもあります。 ざっくりとした三和土(たたき)風にも表現が可能です。

    マメ砂利洗い出し
    マメ砂利洗い出し
    内壁・天井

    新潟県内の新築現場で用いられている内装仕上げの9割は「塩化ビニールクロス」と思われます。
    コストが安いという理由が全て原因といえるでしょう。 家づくりを写真やカタログだけで進めてしまえば、本物も偽者も写真写りではわからないことが大きな問題だと思います。
    光の柔らかさや、さらっとした空気感など、人間の五感の要求を満たす素材感であるかを基準とし、お勧めできるもののみをチョイスしました。 コストや空間に応じて選びます。

    珪藻土系塗り壁 (ゼオライトエコナ)

    急速に人気のでてきた、健康壁材の代名詞です。 珪藻土にはVOC分解作用があり、シックハウス対策に効果があるからです。また、他人には気付きにくい生活臭までも消す働きがあります。しかし、珪藻土そのものは湿気の調整機能の働きは弱いことは案外知られていません。 そこで、調湿効果の極めて高いゼオライトという鉱石を配合し、左官の施工性を大幅に改善する調合にすることでつくりあげた、洗練された「働く塗り壁」です。

    珪藻土系塗り壁
    珪藻土系塗り壁
    和紙 (小国和紙)

    和紙は、自然の植物を原料としていて、木材と同様に呼吸する素材です。また、紙幣に用いられるほど丈夫な紙です。無作為に並ぶ木の繊維による光の和らぎが美しく、手漉きならではぬくもりは他ではまねの出来ないものがあります。木の繊維などを配合させたり草木染で着色させたりするなど、幅広く製作することが可能です。
    柿渋で染めたものは特に摩耗に強くなるために、襖の表によく用いります。

    小国和紙生産組合

    和紙
    和紙
    エッグウォール ライト (環境壁紙)

    マヨネーズ製造時で生じる卵の殻を再利用した環境壁紙です。
    多孔質の炭酸カルシウムで構成されているために、呼吸性と、VOC(ホルムアルデヒド)の吸着分解の機能があり、消臭効果も期待できます。
    塗り壁と同様の成分のために光の反射が柔らかく、塗り壁の半分程度のコストで、独特の質感を楽しむことができます。

    エッグウォール
    エッグウォール
    羽目板(はめいた)

    無垢の木の板を、平らに張る仕上げです。
    天井は家具などが置かれることなく目につきやすい個所です。
    内装の木質感を高くして、より自然な空間にするための定番です。
    2つと同じ物の無い木目のリズムと、マットで柔らかい光の拡散が、住む人の心を揺さぶる美しさを生みます。
    使う材料は、目の通った針葉樹が基本です。
    オーガニックスタジオ新潟では、ツガや桐という木材使用します。 

    羽目板
    羽目板
    ベニア仕上げ (4mm~12mm  自然オイル仕上げなど)

    ベニア(突板)とは、木を薄くスライスした板のことを意味します。
    フラットな印象で、自然素材をシンプルな質感で仕上げたい時に利用します。
    明るく仕上げたい時には「シナ」 レトロでシックな時には「ラワン」が用いられます。変わり種で「葦ベニア」があり、和の印象を強めたい時に向きます。
    いずれも表面が本物の素材のために、経年変化も美しい仕上げです。

    ベニア仕上げ
    ベニア仕上げ
    内部建具
    障子や引き戸・開き戸は、単なる出入り口ではなく、建築空間のデザインの質を左右する最重要な要素です。内部建具をオリジナル家具の扉と揃えると、ぐっと空間に統一感とオリジナリティが生まれます。オーガニックスタジオ新潟では、工場で作られた塩ビシート貼りの建具は使いません。どんなに間取りを工夫したとしても、どこかで見たようなチープな空間になるからです。
    特に、障子や引き戸を多用する建物は、敷居・鴨居を一体に納める必要があるので、建具も製作する必要があります。
    オリジナル製作することで、ぐっと空間を「欲しい雰囲気」にすることができます。

    内部建具
    内部建具
    障子

    障子を和風限定のものとして考えず、優れた建築要素として多用します。 視線を隠し、光の和らげる。そして、締め切れば優れた断熱性で冷え込みも抑える。また、デザインが自由自在にコントロールできて、施主でも維持管理ができる。 木質系の室内との相性も良く、比較的コストも安いという優等生です。

    障子
    障子
    オリジナル家具

    下駄箱や食器棚は、家の中でも目を引くものであり、室内建具と同一のテーマに沿ってオリジナルに製作します。一つ一つ指示が出せるため、照明器具と一体にしたり、光や風を通すデザインも自在です。

    オリジナル家具
    オリジナル家具

    設備品

    住宅設備類は、機能とコストを考慮して工業製品でまとめるのが基本です。

    数ある工業製品のなかから、住宅の気品を損なわないデザインの洗練されたものを厳選しお勧めしております。

    木製キッチン

    本物の木材を扉に用いて、自然素材の内装にもしっくりくる、温かみすら感じられるキッチン。

    おそうじ簡単派には、IHを。

    調理こだわり派には、ガスコンロもおすすめ。

    食器洗い機も搭載される人も非常に多いです。

    バス

    最もシンプルなデザインのユニットバスをセレクトすることが多いです。

    エコキュート

    都市ガスの1/5の光熱費で給湯できる、
    CO2削減の本命。 もちろん標準仕様。

    製作洗面台

    既製品を使わないで、オリジナルで製作するとぐぐっと雰囲気が変わります。

    トイレ

    シンプルに シンプルに

    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    検討土地などの情報をお持ちいただけるとスムーズです。 【ご夫婦、ご家族でのご参加歓迎】家づくりに対する意志の統一にも有益です。 【ご予約制】見学はお気軽にご連絡ください。
    オーガニックスタジオ新潟(株)
    オーガニックスタジオ新潟株式会社
    〒950-1101 新潟市西区山田3077 TEL 025-201-6611 FAX 025-201-6612