近年の気候変動の猛威は増すばかりです。
人類の未来のために、地球温暖化をくい止める必要があります。
そこで、地球環境にやさしい住宅である「エコハウス」が求められており、
「エネルギーをなるべく使わない住宅」かどうかが基準となります。

まずは、製造から解体まで使うエネルギーを減らすことです。
木材は、解体後も、古材やチップ材としてのリサイクルや、バイオマス燃料としても再利用できます。
「長寿命の木材住宅を大事に住み続けること」がエコハウスの第1の条件です。

次に、暮らしにおいて消費するエネルギーを少なくすることです。
消費したエネルギーに見合う分をソーラー発電などで創ってZEH(ゼロエネ住宅)にすればいいとの考えがありますが、
その前に、消費されるエネルギーを減らすことが先決です。
暖房・冷房・給湯・調理・家電と様々なエネルギーがありますが、
新潟では、過半数が暖房エネルギーになってしまいます。
「新潟的なエコハウス」とは、断熱強化型にする必要があります。

断熱性を高めれば、夏冬の冷暖房の光熱費が削減できるだけでなく、冷暖房設備も大幅に省けるようになり、
最後には1台の低出力のエアコンで全館空調も可能になる。
そうなれば初期の設備投資と維持管理コストも抑えることができます。

また、部屋の上下・家全体での温度差が少なくなっていきます。
こうした住宅に住むと体の負担が減り、疲れが取れ、血圧の上昇を抑えること。
ひいては健康寿命の向上につながります。

各エコハウスのコンテスト連続受賞の確かなノウハウで、
家族の財産と健康と、そして地球環境に対してプラスになる住宅を提供していきます。

エコハウスコンテスト
4年連続受賞!!

エコハウス大賞2018 優秀賞
エコハウス大賞2017 優秀賞
エコハウス大賞2016
エコハウス大賞2015 優秀賞

オガスタの考えるエコハウスとは?

気密施工の重要さ

気密性能がしっかりとしていることは、住宅の大事な基本性能です。

気密性能の重要な働き

  • 断熱性能を発揮する大前提

    気密施工をしていない住宅は、壁の内部を煙突のように暖気が抜けてゆき、熱のロスが起こります。

  • 壁体内結露の防止

    壁の内部に水蒸気が入り込み冷やされると結露し、木材を腐らせます。
    気密層は湿気を止める層としても働き、壁の内部に水蒸気が入るのを防ぎます。

  • 換気計画を正常に働かせる

    隙間の大きい住宅は、換気扇を回しても負圧が働かず、吸気と排気がうまくいきません。
    よどんだ空気の箇所が生じ、カビ・ダニの発生要因となります。
    北海道方式の気密施工を施すことで、新潟の寒さに負けない、温かい家をつくります。

オーガニックスタジオ新潟では、
北海道方式の気密施工を施すことで、新潟の北に負けない、温かい家を確実につくってゆきます。

気密施工の重要さ
気密施工の重要さ

3ランク上の断熱性能水準

家丸ごとのベース暖房が可能で、経済的な負担を感じない暮らしを実現できることが理想です。
断熱仕様を逆算し、推奨する断熱仕様を提示します。
また、断熱性能を上げるほど、室内の表面温度が室温に近づくために、より快適になります。

3ランク上の断熱性能水準

※熱損失計算 利用ソフト:パッシブハウスジャパン「たてもの燃費ナビ

基本の断熱材

高性能グラスウール 16K 120mm

<基本グレード>高性能グラスウール 16K 120mm

木造住宅は、柱の厚みの分だけ壁の中は中空になっています。そこを無駄にせず、断熱材を充填することが合理的です。充填する繊維系断熱材は、空気を閉じこめた層をつくり布団のように保温します。高性能グラスウールは、一般のグラスウールより繊維が細かく、保温性の高いタイプです。洗練された新住協方式の気密防湿工事と相まって、安定した高性能を実現します。コストパフォーマンスの最も優れた方式です。

付加断熱工法(高性能グラスウール)

<UPグレード>付加断熱工法(高性能グラスウール)

断熱性能は、断熱材が厚ければ厚いほど性能が高くなります。壁の内部充填よりも性能を上げるためには、さらに外部に断熱材を追加します。(付加断熱)内部充填の120mmに加えて、外部に105mmを施せば、合計で225mm断熱となり、一般的な住宅の2倍の断熱性能になります。保温性向上により永続的に暖房コストを削減するだけでなく、壁表面温度が室温に近くなるために、冬の快適性が大幅に向上します。

全熱交換型換気扇を標準搭載

① 冷暖房費削減

温度交換率90%という高性能タイプを採用。
排出する空気の熱を無駄なく換気するため、冷暖房費を抑え、光熱費を節約することができます。

② 冬の過乾燥、夏の多湿化の防止

冬の場合、全熱交換で排気する湿度(室内空気中の水分)の約65%を回収しますので室内が乾燥し難くなります。一方夏は、その逆で、外気の水分を取り除きますので、室内が多湿化するのを防ぎます。

③ 空気の清浄化

花粉も除去できる外気清浄フィルターを採用。外気のホコリはもちろん、花粉を80%以上カットできるため、室内の空気が正常に保たれます。

全熱交換型換気扇を標準搭載

樹脂サッシ(YKK AP 社)

樹脂トリプルサッシ APW430 世界トップクラスの高性能窓

樹脂サッシ APW330 Low-E 複層ガラス

一般住宅では熱の過半数は窓から逃げていきます。
断熱を確認する上で窓性能のよしあしを検討することは非常に重要です。オール樹脂枠の採用で、枠の不快な結露も抑えます。

樹脂サッシ
部位別熱損失

木製断熱玄関ドア
(ガデリウス社)

最高級の建築木材である天然チークを用いたシンプルなデザイン。
防犯性に優れたディンプル錠と、調整の容易な3次元蝶番を採用。

木製断熱玄関ドア

太陽を味方にした設計
(自然・再生可能エネルギー活用)

日射遮蔽、日射取得は高性能になるほど影響力を増してきます。冬の日射を取り入れるべく南面の開口部を大きくし、軒を出すことで夏の日射遮蔽をするパッシブな設計をしています。
自然エネルギーを最大限利用し、なるべく化石燃料に頼らない生活ができることがエコハウスに求められます。
太陽光発電パネルを搭載したZEH(ゼロエネルギー住宅)も推進しています。

太陽を味方にした設計

地域らしさ

性能のためのデザインの追求もありますが、地域らしさ・その場らしさの観点が無ければ、一過性の「エゴハウス」ではないでしょうか。
住宅というものは地域の気候風土、文化に根ざした、地域らしい住宅であることが大切です。新潟の地域住宅のDNAを継承した、100年経っても古びれない落ち着きのあるデザインとすることが重要と考えています。

地域らしさ

エコライフスタイルと
住まい方

建物を長く状態良く保っていくには住まい手が愛情をもって大切に住みながらえていくことが不可欠です。適切なメンテナンスをしながらお住まいになっていただくために、お施主様に役立つくらしの情報発信を豊富に行っています。

エコライフスタイルと住まい方