家具で空間を仕切る

「五十嵐の家K」では順調に工事が進んでいます。

外部は板金工事が完了し、いよいよ塗り壁へと進みます。

内部も天井・床・壁が完成し、造作家具工事が進んでいます。

2階リビングの大空間。

大きなワンルームを、造作家具によって仕切っていきます。

家具でありながら、各室の仕切り壁として機能します。

通常室内壁は建物の構造要素も担っています。

今回のように家具で空間を仕切る場合、壁は構造要素になることができません。

そのため構造的に大空間が成り立っていないとつかえない手法です。

海の見える、大空間２階リビングの完成がみえてきました。

視線がぬける窓

２階だけでなく、1階にも視線のぬけを用意しています。

玄関をはいると、正面に視線がぬけています。

スキップフロアの階段から奥へと進みます。

奥へと進むと、高台から街並みを見下ろすことができます。

スキップフロアの下は床下空間となっており、メンテナンスや設備機器置場、

収納スペースとして機能します。

地下室感があります。

立体的で複雑な建物ですが、職人さんが丁寧に美しく施工を進めてくれています。