建築士式ビルダーズ62号が 夏快適住宅を極める

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建築士式ビルダーズ62号が 夏快適住宅を極める

今回は、建築知識ビルダーズ62号のレビューです。
今回のテーマは、夏のKK住宅特集。最高気温42度越えの日本の酷暑を乗り越えるための家づくりでポイントになるところがぎゅっとまとまっています。

今回の内容は、「THE 新住協特集」とも言える内容なので、
正直なところ、書かれていることは、私には新しい発見はありません。

しかし、会員でないほとんどの工務店は、夏のエコハウスの作り方と運用の仕方のノウハウがたっぷり入っていて、必読書となるでしょう。

アメブロの記事でも紹介しましたが、高断熱高気密住宅の夏の対策としての「ファイナルアンサー」であり、豊富な資料と解説で、だれしもが間違いのない住宅を作れる手引書になっている。

新住協関連のノウハウがびっしりと

冒頭から鎌田先生の総論で始まります。
これはそのまま10月の総会のPowerPointで発表される内容じゃないかと思われる。
みんな気になっている2023年から、完全に今までの夏とは異なるレベルで、強烈な暑さが毎年訪れるようになった。

温暖化で冷房エネルギーがどのように変化したか、各都市ごとで分析することで気づきがある。
特に西日本の増加が著しい。
全館連続冷房運転が必要なシーズンが長くなり、
従来の「夜は通風で快適」なライフスタイルも明らかに終わろうとしている。

続いて、神長さんのマニアックな解説と続く、新住協特集っぽい全体の構成です。
以下、気になったポイントだけ端的に紹介していきます。

正しい施工詳細図面がすごい

注意すべきところの、施工の詳細が断面で丁寧に解説されている。
木藤編集情報によれば、環境プランニングの古川さんから300P以上にも及ぶパワポが提示され、資料として用いられたという。   鎌田さん→古川さん=完璧なリレー


例えば、本誌の30ページで天井の断熱方法は、桁上断熱ではなく、桁下断熱がオススメ。とある。
我々も、古川様から10年以上前に指導いただいて、自社の温熱施工マニュアルへと完成してもらった経緯もあり、桁下断熱方式でやっていてお勧めができます。

このように今回のビルダーズは、一般ユーザーよりも、むしろプロ向けとも言っていいような具体的な内容を、吟味されて掲載されている。
本気で間違いない家づくりをしたい人は、このビルダーズを買って、
依頼する工務店にこの通りのディテールで施行するように約束させると良いでしょう

最終的には冷房計画

結局、最終的には夏をどのように冷房するのか?
関心はそこに行き着いてしまう。

2階は個室にするので、部屋がバラバラになる。
それをエアコン1台でどのように冷房をすれば良いのか? その方法に各流派が生じてきた。
換気の風量を使ったり、自然落下で落ちていくようにしたり。

青森の菊池さんの床下エアコンちょっと上げて、普段はあえて冷房の稼働率を上げるために、2階の小型エアコンで冷やすとして、冷房能力が足りなくなった非常事態の際には、床下エアコンで冷房を使えるようにする方法。
これにより冷房の重要度が上がってきた現在において、
デフォルトになるディテールになりそうな予感すらします。

課題としたらエアコンを収納するための奥行きがありすぎること。
造作キッチンに収めるためには奥行きがありすぎる。(近頃結構増えてきていた)
テレビボードや窓周りと絡めてのカウンター限定になりそうだ。

第9回、日本エコハウス大賞の最終審査、ノミネート作品の詳細がこちらで書かれている
その盛り上げイベントとして
あすなろ建築の関尾さんと私とで、グランプリ作品の大予想を3年連続ライブ配信を行います。

9月12日の19時から1時間
ぜひリマインドしてご覧になってください。
今年も盛り上がりましょう。

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