仄々と暮らす 神社脇の家「中野の家」
仄々と暮らす 神社脇の家「中野の家」
設計:林 彩夏 監督:アトリエ社・波潟 靖
- コンセプト
- 神社に隣接した静かな敷地に建つ。
北側を閉じ、南側を大きく開く設計により、外部の視線を遮りながら光と風を存分に取り込みます。
日々の暮らしに穏やかさと心地よさを添えるために、
環境との調和と室内の快適性を同時に実現した住まいです。
- 外観
- 落ち着いた佇まいの外観は、周辺環境に溶け込みながらも凛とした存在感を放ちます。
閉じる面と開く面を明確に分けることで、プライバシーと開放感のバランスを実現しました。
北側の外観は 杉板×そとん壁 で落ち着いた印象に。
- 内観
- 南面の大きな窓から光が降り注ぎ、室内を明るく包み込みます。
庭へと視線が抜け、空間に広がりをもたらすリビング・ダイニング。
時間の移ろいとともに変化する光を感じながら過ごすことができます。
個室や水まわりはシンプルにまとめ、静けさを確保。
家族の中心にあるキッチンは、動線の良さと視界の広がりを兼ね備えています。
リビング・ダイニングとの一体感が生まれ、調理中も会話が自然に続く場所です。
- 建築データ
- 所在地:新潟市秋葉区(第一種住居地域/22条申請地域)
敷地面積:58.55坪 / 延床面積:29.89坪
建蔽率:60% / 容積率:200%
Ua値:0.29(高断熱仕様)
空調:床下エアコン2.8kW(暖房)+壁掛けエアコン4.0kW(冷房)
太陽光パネル:5.28kW 搭載
認定:長期優良住宅/耐震等級3