こんにちは。現場管理兼アフター担当の刈谷です。
今回は 換気フィルターメンテナンスの重要性 のパート2となります。
24時間換気扇の次に、トイレや風呂の局所換気扇の手入れも重要です。

カバーを外したその先のシャッター部分(写真赤丸)までは
掃除していただいていることは多いですが、今回着目するのはその先です。


実はこのシャッターも取り外すことができ(だいたい横にスライドすると外れる)、
外すとこんな感じになっています。
すみません、事務所の方はこのブログを書く際、久々に掃除しました。


シャッターは、バネ部材(赤丸部分)の上下動によって開閉する、シンプルな仕組みです。
この部分にも埃が溜まりやすく、汚れが多いとバネが正常に動かなくなります。
その結果、次のような現象が起こります。
・スイッチをオンにしても、羽根は回っているのにシャッターが開かない
・スイッチをオフにしても、羽根は止まっているのにシャッターが閉じない

シャッターの奥は外気とつながっているため、シャッターが閉じない状態は、
極端に言えば「窓を開けっぱなし」にしているのと同じです。
もし「トイレだけやけに寒い/暑い」「シャッターの開閉音がしない」といった場合は、
一度取り外して確認してみてください。
また、使用期間が8年以上にもなると、バネ自体が経年劣化で故障している可能性もあります。
その場合は換気扇の交換をおすすめします。

