超高性能住宅の夏の室内

超高性能住宅の夏の室内

ぐんぐん気温が上がって 急に真夏になってきました。
事務所も暑くなってきたので、エアコンを稼働するようになりました。

事務所はOA機器や照明、人員という、内部発生熱が多いです。
簡易的に計算してみると、1.5~2Kw程度、住宅より余計に熱が生じている。
6畳用エアコン1台の冷房を打ち消す程度にもなっていると推測できます。
それでも冷房運転により湿度が低下するために、汗が出ないで快適になった。

 

それではオガスタ住宅に住んでいる人はどうなんだろう?
超高性能住宅の「金衛町の家」奥様から、タイムリーに自宅の状況のメールが届く。
本人ご了承いただいたので、転載します。

 


(2015年7月12日16:40のリビングの温湿度

この日の最高気温は新潟市は32度にまで達した。。


「今日はあついですね。
外は暑いですが、中は快適です。
ちょっと湿度が高めですが。

現在、ノーエアコン(いまのところ今季クーラー未稼働です)
昨日の夜窓全開にして冷却→寝る前にぜんぶ閉めて、朝遅かったので開けず、でこの温度です。
二階はプラス1.2℃といったところです。
我が家ながらすごいです。

冗談でなく、日本の中で快適度はトップクラスの空間なのではないかと夫婦で話しております。」

日中はマドを全部閉めて、暖気を室内に入れない。
断熱性が良いということは、熱が伝わるのが遅いということを意味します。 日没後、外気温が下がったらマドを開けて建物を冷やし、断熱性を生かして朝の時の冷えた状態をなるべく維持させようとしている。
金衛町の家の場合は、夕刻4時においてもエアコンいらずだったという。
また、夜の涼しい風が気持ちが良いという。

施主の夏の満足度も極めて高いことがうかがえる文面です。

高断熱住宅が暑いというのがウソ

「高断熱住宅は夏に暑い」というのが完全にガセネタだとこれでお分かりでしょう。高性能住宅は、夏も快適。

日射遮蔽をしていないずるむけハウスが暑いんです。

ここまでの流れを見ると、相模はエアコンを使わないように啓蒙しているとの誤解を与えそうなので、補足します。

8月に近づくにつれ、大地も暖められ、夜でも冷えない時がやってくることでしょう。そして湿度も高くなってきたならば、無理せずエアコンを使って湿度を下げてもらうことをお勧めします。
高性能住宅においてはエアコン冷房の電気代なんていくらでもない。
「金衛町の家」の施主もそのあたりは正しく理解されており、今のところまだ出番がないということでした。

以上の記事を投稿予約しておいたら、13日は最高気温36度という猛暑になった。
今日も昨日並みに暑くなるようだ。
夜にも外気温が下がらず熱帯夜。
さすがにこういう時はエアコンが必要ですな。

相模 稔
代表取締役

相模 稔

オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。

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