地盤にまつわる事故のおはなし
① 埋設物があったらめんどくさい
新潟市のある新規造成団地で着工することとなった。
案の定、地盤改良工事が必要だという。
長年の信頼関係のある杭工事屋に小口径鋼管杭工事を依頼した。
(写真:丸高重量さんHPより)
すると地盤調査段階で、地下に埋設物があるようだと分かった。
調査してみると その団地は新潟地震の際に、ダメになった電柱を埋設投棄して駐車場になっていたのを造成し分譲されたという。
数十本施工しようとした杭が、地下の電柱に当たって1/3がやり直しになる。
数十センチずらしながら到達する本数を確保し、念のためにスラブの配筋をダブルに補強し、地盤保障を受けられるように対策を行った。
代表取締役
相模 稔
オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。