居心地の良さをデザインするには?

住宅設計
相模 稔相模 稔

居心地の良さをデザインする

住宅に必要な、一番大事な条件として、「居心地のよさ」をあげたいです。
だれしもが、居心地の悪い家に住みたいとは思わないでしょう。

では 居心地とはなんでしょう?

「居る時のここち」が、居心地です。

では 「居る」とは どんな状態でしょうか?

「何もしないでじっとしていること」です。

具体的には 夕食後やお休みの時に、リビングのソファーにでも座って、
くつろいでいる状態の時です。

そのときに快適かどうかが、住宅の値打ちを決めると考えます。

バリバリ外で働いているときが、その人の社会的な価値なんだろうし、家でじっとしている時のクオリティは、人生そのもののクオリティなのではないか? そう思ったりもします。

「居心地のいい時間を過ごせる家だ」と思える結果となれば、その家づくりは8割は成功したといっていいでしょう。

パースが通ると気持ちよい

網川原モデルハウスの天井高は、2m25cmと抑えられました。
そしてソファーに座るとちょうど目線が1m10cm程度の高さになります。


ちょうど目線が、床と天井の中間になるために、一点透視法のパースの焦点が人間の目線になります。だからとても美しく空間が見えてくるわけです。
調べてみると名画で使われているのはもちろんのこと。
スタンリー・キューブリックの映画の構図で多用されていることを知りました。

 

囲まれ感で落ち着きを出す  心の動きを計算する

ソファーは壁壁に置かれて、背中が守られてる。
階段の腰壁と、障子の戸袋の壁に緩やかに囲まれ、さらにはダイニングと隔てられた造作家具とに囲まれた感じがあり、安心感がある。

そして 暗いところから 明るい庭を眺めることで より美しさを感じる。それを心理学でいう「サバンナ効果」で、人間の真理です。

立ったり座ったりする際の目線の変化と、感じる心を巧みに設計に落とし込むことで、好ましい感情を操作させます。

ソファーはゲイミンカンへオーダー

ソファーは、天井の下地の色のさび色に呼応して、リョウガンという赤みの強い銘木を選び、ゲイミンカンの市川さんに依頼して作ってもらいました。

私の自宅でも 先般オーダーで作ってもらって毎日座っておりますが、
座り心地もバツグンでございます。

ぜひ モデルハウスの見学の際には、ソファに座って私のこの記事が嘘でないことをご確認ください。

窓からの景色は最高のごちそう

窓の景色はフレームの無いガラス窓できれいに切り取られて、
また、隣の家の背中など見たくない要素は、大和塀とスダレで丹念に切り取られて、景色が修理されています。
柱とスダレの「フレーミング効果」によって窓の景色は絵画的な表現となり、より一層美しさを感じるようになります。
できたての庭なんで景色も冬枯れ残念なんですが、春になったら石を入れ、灌木・下草を足して、より自然な庭へと成長させます。
私どもの家づくりのキャッチフレーズ、「窓からの景色は最高のごちそう」を体現しないとなりませんから。 お楽しみに。

足元がスースーしていたら快適ではない

今までの説明は、「美しさ」という 目から脳に伝わる視覚情報からだけお伝えしましたが、
それよりも前提条件として、

「床が冷たくない」 「室温・湿度が適正である」 
「不快な風や音が無い」

人間の身体が受ける、物理的な刺激が穏やかであることが 求められます。
温熱的なまっとうさ・ そして美しさ
この両面が伴っていないとならないですね。

相模 稔
代表取締役

相模 稔

オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。

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