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平屋住宅のメリットデメリット

住宅設計

昔は平屋が普通だった

かつて日本の戸建て住宅は平家の方が圧倒的に多かった。

(RePlan編集長ブログより転載)

戦後から高度経済成長期にかけて、住宅が不足になり宅量されることになる。
広く宅地開発されるようになり、1区画あたりの土地の面積が小さくなる。
自然と2階建て住宅が中心になってきた。

分譲団地

昭和47になると、初めて2階建て住宅が平屋を上回るようになった。
さらに宅地の小型化が進み、庭を敬遠する風潮もあり、総2階ベースの住宅が中心になっている。

しかし、社会的変化が進み、かつては夫婦2人と子供2人の4人が標準世帯とされてきたのが、
現在では女性の友人出産率も低下し、二人産むほうが少なくなり家族3人のほうが多くなった。

それに加え、超寿命化が進展し老後が長くなっている。
かつてよりも住宅に長くいる事が想定されている。歳とって2階に上がらなくてよい
平屋を支持する人が増えてきているように思えます。

平屋のメリットとデメリット

平屋のメリットをまとめてみると・・・・
① 少数人数の家族には総2階では2階が余っていること
② 2階に上がらなくていいこと
が大きなメリットである。さらに、
③ すべてのフロアが外部とつながっており、平安時代の寝殿造ではないけれど、庭とのつながりがより豊かな住宅になる可能性があり、安定感がある。

デメリットとしてはその逆で・・・・
① 土地が広く必要になること
総二階の場合は、小新モデルハウスの事例では、土地は60坪で、それくらいが必要。
平屋の場合は、80坪程度は確保したいところである。
土地の広さが十分でない平家の場合は日当たりも悪く、良くない結果につながるであろう。

② 建築コストも2階建てよりも高くなる
建築コストでは、2階建てに比べて、平屋は屋根の面積と基礎の面積が倍になり、ひいては地盤改良工事も倍になる。同じ面積ならば総額で大体2割程度建築コストが増えるつもりでいて欲しいものだ。

若い世帯で土地も持っていないご夫婦で、「平屋にしたいんですよ」という平屋ファンにお会いしましたが、 2つの面でハードルが高いのです。贅沢品です。

ただし、平家は2階建てと異なり階段部分が不要になるので、その分小さくて済む。例えば2階建てで32坪であれば単純に30坪で収まる計算になる。

平屋プランの注意点

プランニングに関して、注意しなければならないのは、
面積を大きくしようとするほど、家の中央部が暗くなってくる。
古くからは、寝殿造のように、長方形を細長くしていくことが解決方法であった。すると、移動のための廊下が多く発生してきて、歩数が多くなり生活しにくくなっていく。なるべく移動のためだけの廊下を排除するのは基本となります。

しかし、現代の設計では、熱い寒いで区切る必要もなくなったので、単なる移動のための廊下は排除し、空間の中に見えない廊下の機能をしのばせるようになってきてます。

さらに現代においては、中央部を暗くさせない常套手段はハイサイド窓での光を取り込むこと。 平屋は傾斜天井を設けやすいのでちょうどよい。

結論めいていえば、平屋はぜいたく品であって、設計者の技量でかなり差が出てくる住宅になると言えましょう・

平屋愛好家の要望は、2階に上がらないことだから、
納戸や子供部屋のように、親が日ごろ使わない部分は2階に追いやって、
大人の寝室とリビングや水回り等は1階に置くという方法もある。

階段により上下の距離を縮めるという考え方もあり、
長すぎる平屋よりは実は暮らしやすかったりする。  これを「半分平屋」として、オガスタでは多くの事例があります。

このように整理してみると、半分平屋の合理性は極めて高いように感じます。

4人家族向けの標準プランというのが、分譲住宅などを中心に、汎用性の高い家として広く作られてきましたが、これからは3人家族向けの半分平家の標準プランというべきものが求められており、ニーズが高いと思われます。 ただし、「半分平屋」でもやっぱりそれなりに土地の広さが必要なのはいうまでもありません。

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