高性能住宅のデメリットのガセネタ、まとめ 【FB座談会】

admin

FBは 気軽に専門家の意見や情報を収集するのに適したSNSです。

今回は、業界人でよくある、「高性能住宅に懐疑的な考え」

例えば

「高気密だと有害物質がたまるからよくない。」とか。

「樹脂窓は紫外線で劣化するから外部はアルミが良い!  とか

このような 業界でのあるあるネタを教えてください。  と募集した。

FBで 高性能住宅へのガセネタ集め


吉田 安範 様 (長崎:工務店経営)
・気密がいいと窒息する
・高断熱は結露する
・断熱材を商品名がいいと思っていて、数字を知らない。
上の窓のことも含め、ぼくが かつてはそんな感じでした(笑

 

伊礼 智 (建築家)
高断熱・高気密の家はデザインがダサくなる、、、笑。
これ今だに信じられていますよ。

相模 稔
あるあるですね。
伊礼さんと堀部さんの高性能化が与えたショックは計り知れません!

田中 健司様(東京:工務店経営)

中気密が良いですよとか
中がどの辺りかわからんけど

 

田中 武様 (栃木:工務店経営)
BBの頃(20年以上前の外張り断熱ブームの際に)から『開くデザイン(林芙美子邸のような)閉じる(気密化)技術』と教わりましたから…。
自分の建築の格言若しくは座右の銘として心に刻んでおります。
でも、未だに建築士会の集まりで中気密が良いとのたまう輩が居ます。
設計事務所の人だけでなく工務店社長さんもね…。笑笑

 


関尾 英隆様 (神奈川:工務店経営)
「高気密高断熱住宅は、結露する」
「高気密高断熱住宅は、息が詰まる」
「高気密高断熱住宅は、カビが生えやすい」
「高気密高断熱住宅は、冬はいいけど、夏は蒸し風呂のよう」
「グラスウールは燃えるけど、セルロースは燃えない」
「グラスウールで高性能の家は出来ない」
「次世代基準なので、冬も暖か」など

相模 稔
グラスウールを攻撃するガセネタは、当時 主流でしたね。
確かに次世代省エネ基準という言葉はかなり混乱させたかと思います。
私の当時の状況ですけど。(涙

 

田中 洋一郎様  (奈良:工務店経営)
夏暑くなると聞いたので、換気用の窓をたくさん取りたい。
というお話がよく出ます。
湿度と気密の概念がないのです。
全館冷暖房すると、光熱費がもったいない。
というのもありますね!
高気密・高断熱住宅は、日本の風土に合わない。
(誰基準なのでしょう?主観以外の何物でもない…)

相模 稔
これ いい感じな一般的な世論を表してますね。なんか貧乏くさいですね。(笑

田中 洋一郎 様
上質なものを知ることができない&体感できないので、
今まで経験を元に考えてしまうんでしょうね。高額商品なのに、まともに調べられないのが、消費者には辛いところです。

相模 稔
夏にモデルハウスをいらっしゃった方は皆さん衝撃を食っています。
みんな関わっている方々、実証的な体感できる場をそれぞれ作って体感してもらうのがいいと思います。

 

佐藤 実 (M’s 構造設計 経営)
土壁は昔から使われている最高の断熱材!!

相模 稔
重くて、地震の時に柱にヒビ入るんじゃないですか?(^ ^)

佐藤 実
しかし、土壁は、耐震性能バツグン!!とも言われています!!

 

堤 太郎 ((M’s 構造設計 スタッフ)
「ホンマに(夏冬それぞれ用の)エアコン1台でいけるん?」
いや、それで実際に暮らしているご家族おられますから・・・・

「裸のグラスウールなんか、チクチクして触れるかい!」

「(高断熱なんかで)値段上がったら売れへんやろ!(このドイツかぶれが)」
以上、ホンマに言われましたから(笑)、、、

堤 太郎
竣工体験会で、サーモカメラ片手にご案内すると、すごく響きます
それまでの1時間の説明がなんやったのか?!というくらい即座に理解いただけましたので、こちらが驚いた記憶があります。


小縣 章浩 (愛知:工務店支店長)
高気密高断熱住宅だと健康な子供が育ちにくいと言うどこかのメーカーのブログ見たことあります^_^そういえば…

お客さんが抱いている高気密住宅への間違ったイメージ

 


森 こうすけ (一社) ミライの住宅 代表
高気密の家は無垢の材料を使ってはいけないんですよね?
だから化学物質が室内に充満して健康を害するんですよね?
高気密の家はもし換気扇が壊れて止まったら夜知らないうちに窒息してるかもしれないんですよね?
高断熱の家だと体温コントロールの出来ない、熱中症になりやすい身体になっちゃうんですよね?
物凄く乾燥するんですよね?
加湿も同時にできる灯油のストーブは使っちゃダメなんですよね?
音が反響し過ぎて聴覚障害になりやすいんですよね?
負圧の環境になり易いから万年高山病的な状態になるかもしれないんですよね?
などなど
おおよそ2002年くらいから2010年くらいまでの間にお客さんから聞かれたことを思い出して書いてます。

相模 稔
けっこうな比率で、半科学的なことを好み信じやすい人々がいて、(オカルト) そういった人はこうした説を鵜呑みにしやすいかもしれませんね。

森 こうすけ
一応「□□だから○○になる」という、因果関係が示されたうえで否定されていたように思います。間違っているものが多いですが。
情報が少なく交錯していた時代においては、余程物理の基礎知識が無い限りどの理論が一番筋が通っているのかを判断するのはプロでも住まい手でも難しかったと思います。
負圧の質問をされた方はお医者様でいらっしゃいました。2006年頃の話だったかと記憶しておりますが。
そんな時代もあったねと、懐かしく思い出しました。
今はほぼ議論が決着しておりますので、お客様への説明は非常に楽になりました。いい時代です。

住んでいる人が語る、家づくりのポイントは ずばり・・・

オーナーズコラム『酒と肴と 愛しのモノと』のめぐみさん
この夏の酷暑は凄まじかったですが、家の中は常に快適でございました。思えば窓を開け放つこと一度も無くなく7.8月と過ごした、今月の光熱費は8000円でした(^-^)お昼には熱々のお蕎麦をすすったりしてました。汗はかきましたが…良い夏でした。ここは、家選びの最重要ポイントと、これから建てる方に言いたい。意匠はどうにでもなる。ユーザー意見です。

相模 稔
建築業界の有名な方々のお遊びに、まさかのオーナー様奥様の飛び入りのリアルな証言ありがとうございます。(笑

めぐみ
こういうやりとりこそ、ユーザーは見てると思うし、気にしなきゃいけないんです! 意匠こそ最重要ポイントと思っていたわたしも今ならば、ここが大事だと言いたい。
意匠は勉強してれば叶いますが、ここは業者さんの存在意義ですから!

になって
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