あなたは犬派?猫派? それとも…

admin

ペットと暮らす住宅を考える

住宅を建てるとき、「ペットと一緒に暮らしたい」と考える方は多いものです。
ただ、いきなり犬や猫を飼うのはハードルが高いこともあります。
そんな方に入門編としておすすめなのが、ハムスターの飼育です。

入門編にはジャンガリアンハムスター

特にジャンガリアンハムスター。
ゴールデンハムスターよりおとなしく、人を噛むこともまずありません。

餌や水替え、トイレの清掃もサイズが小さい分とても簡単。
3〜4日程度の旅行で留守にしても大丈夫。
初期費用も1万円あれば余裕で始められます。

短い寿命が教えてくれること

ハムスターの寿命はおよそ1年半。
犬や猫のように15年も生きるわけではありません。

その短い時間が、「命を預かる責任」を学ぶ機会になります。
入門編のハムスターですら大変だと感じるなら、犬や猫を飼うのは難しいかもしれません。

犬と猫、どちらが大変?

私は犬と猫の両方を飼った経験がありますが、正直にいえば 猫のほうが圧倒的に楽 です。
1日2回の餌と水、トイレの管理で十分。

一方で犬は、特に中型犬以上になると、毎日の散歩が欠かせません。
家族全員で分担しないと負担は大きいですが、強制的に人間も散歩するので健康管理には役立ちます。

住宅設計に必要な工夫は?

ペットを飼うからといって、必ずしも特別な住宅設計が必要なわけではありません。
ゲージやトイレスペースを確保すれば十分です。

ただし、犬の場合は散歩後の足を洗える場所をどうつくるかを考えると便利です。
猫の場合は、キャットウォークや高い棚など居場所を作ってあげると喜ぶことがあります。
けれど必須ではなく、その子の性格に合わせて考えれば大丈夫。

いずれにしても一番大切なのは、「最後まで責任を持って世話をする」という家族の約束です。

犬猫以外のペットたち

犬猫以外にも魅力的なペットはいます。
爬虫類やエキゾチックアニマルはマニア向けですが、独特の楽しさがあります。

私自身、モルモットとネザーランドドワーフ(うさぎ)を飼ったことがあります。
モルモットは掃除が大変で手間がかかりますが、うさぎは人に懐き、トイレも上手。
ただしストレスに弱いため、長生きさせるのが難しい面もありました。
それでも本当に可愛く、犬猫の代わりとしてもおすすめできます。

憧れのチンチラ

個人的にいいなと思っているのはチンチラ。
ふわふわでとても可愛いのですが、温度管理がシビアで専用の部屋が必要なようで、難易度は高めです。

ペットと暮らす家づくりのヒント

私たちが家づくりをお手伝いする中でも、ペットとの暮らしを前提にしたご相談は増えています。

  • 犬派の方へ
     玄関脇に「足洗いスペース」を設けたり、収納と兼用したペットグッズ置き場をつくると便利です。 室内飼育が現代では必須で、人間の脇にいたがります。 
  • 猫派の方へ
     日当たりの良い窓辺にキャットステップを設けたり、高さのある本棚を居場所にしてあげると快適です。 キッチンスペースに入っていいか、入らせたくないかを検討するといいでしょう。 
  • 共通して大切なこと
     ペットのトイレスペースやゲージ置き場を、生活動線の邪魔にならない場所に計画すること。
     換気や消臭にも配慮すれば、人もペットも心地よく過ごせます。 

まとめ:家族の一員として迎える

犬でも猫でも小さな動物でも、ペットは大切な命です。
住宅は「人だけの空間」ではなく、「ペットも一緒に暮らす家族の器」となるわけです。

家を建てるときに、ほんの少しの工夫を加えるだけで、ペットとの暮らしはぐっと豊かになります。
ぜひ、家づくりの計画と同時に「ペットとどんな時間を過ごしたいか」を考えてみてください。

になって
お得な情報をGETしませんか?

  • 会員限定資料一式を無料送付
  • 家づくりに役立つ最新情報を無料配信
  • 会員限定人気記事を無料公開
  • 会員限定e-BOOKを無料公開
登録はです!