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瓦屋根をきれいに見せる「太夫浜の家」

設計部日誌
林 彩夏林 彩夏

こんにちは。

本格的に寒い季節になってきました。

皆さん風邪を引かないようにお気を付けください。

 

さて、本題です。

今回は現在大工工事中の「太夫浜の家」へ行ってきました。

瓦屋根の家

最近私が初めてしたことのひとつ

瓦割りです。

ガルバリウム屋根や、アスファルトシングルルーフと違って瓦は一枚一枚でできているのでここはきれいにきっちり割り付けたいところです。

端の瓦は役物といって通常の瓦とは大きさが少し違います。

そこだけ注意して割り付けていきます。

 

…といっても難しくはないです。

ですが心配症で何回も計算してしまいました!

 

見に行ってみるときれいに瓦が敷かれていました。

 

正面から見ても堂々としていてかっこよかったです。

瓦割りをしたせいか愛着もありより一層かっこよく見えました。

 

安田瓦

いつもオガスタで使っている瓦は「安田瓦」です。

一枚で見るとこんな感じです。

手に取って近くで見ると大きく見えます。

そして重いです。

一枚当たり約3キロあります。

これが何百枚もあり、とても重くなりますが構造計算をしてしっかり支えています。

 

瓦屋根の施工

屋根の下地にはルーフィングシートというものがあります。

瓦の時は特別なシートを使うそうです。

 

その名も、ウルトラチャンピョンです。

敷いてみるとこんな感じです。

よく見ると黒いぽつぽつがついています。

これがいつものルーフィングシートとの違いです。

この凹凸の役割は瓦を留めている瓦桟とルーフィングシートの間に隙間をとるためのものです。

 

隙間をとることで、瓦桟に雨水が引っかからずに流してくれます。

また、すべり止め効果もありますので施工時の安全性も向上します。

 

こんな感じで職人さんには細かいところも施工してもらっています。

何十年たっても安心して暮らせる家づくりの一部でした。

 

 

そしてこちらの「太夫浜の家」では2階の床に穴が開いています。

なにか仕掛けがあるようです。…お楽しみに!

林 彩夏
設計部

林 彩夏

設計部 二級建築士 

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