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【オガスタの事業とSDGsの関わり】荒川中学校様の総合学習にて授業

眞名垣 麻衣子眞名垣 麻衣子

先日、荒川中学校の先生から、
総合学習の「新潟巡検」の一環で弊社物件の見学と説明のオファーがあり、
オガスタの取り組みとSDGsの関連について、日本エコハウス大賞「中野山の家」を見学しながら、相模社長からレクチャーをさせていただきました。

SDGsとは?

まず、『最近よく聞くSDGsってなに?』というところからなのですが、
2015年に国連で提唱され、上記の英語を翻訳すると『持続可能な開発目標』。
2030年までに達成する目標のことです。
その背景には2000年に提唱された開発途上国を対象にしたMDGs(ミレニアム開発目標)が途上国の開発目標を設定しましたが、途上国の問題の抜本的な解決には先進国を含め、世界で考えなければならないことが多く、多くの目標は未達となりました。
SDGsは、そんなMDGsの反省を生かし、途上国のみならず先進国も対象として「持続可能な社会の実現」に向けての全世界共通の目標をひとまず2030年という近い将来を目標にコミットしましょう!という感じでしょうか。

最近ではSDGsという言葉自体も浸透してきたので、一般の方からも「オガスタさんの活動(家づくりはもちろん企業活動が)はまさにSDGs的ですね」、などとお声をいただくこともあるようになりました。
それまで具体的に意識をして企業活動をもともとして来たわけではないのですが、
ここで改めて、「当たり前のことを当たり前にしてたらそうなっていた」弊社の活動とSDGsの関わりを生徒さんたちと考えてみました。

「グランドピアノのある家」を通して家づくりとSDGsを学ぶ

時間は1時間と短いものでしたが、そんな授業の様子をレポートします。

まずはお宅に入ってすぐ、意匠面でのデザインの高さに「おお~」と感嘆。
おうちなのにまるで美術館や音楽ホールのようにおしゃれでびっくりするよね。わかるわかる。

まずはお施主様と相模社長が内部をひととおりご案内。

樹脂サッシに触れ、性能に驚く生徒さんたち。
「まわり(サッシ枠)が冷たくない・・?」「むしろガラスがあったかい・・!」
皆さんがどんなおうちに住んでいるかまではゆっくりヒアリングする時間が設けられませんでしたが、もしお父さんお母さんが最近おうちを建てたりしていなければ、雪国あるあるの「窓際寒い」「結露びちょびちょ」の常識を、根底から覆される経験。


相模社長「一通り見学してみて、なにか気づいたことはありますか?」
・・・
「廊下がない」「エアコンがない!」「床が冷たくない」
これも世の一般的な「家」のイメージとは違うかも?
テレビの下に仕込まれた床下エアコンにも驚き!
「こんな仕掛けになっていたのかあ・・」
私たちはこればっかりやっているのでついつい当たり前と思ってしまいますが、
生徒さんたちの反応が新鮮です。(笑)

見学の後は、スライドを使って住宅産業をSDGs観点から見てみよう。

相模社長、中学生向けに特別にスライド資料を用意。
ほとんどはいつもお客様に話しているようなこと。よりわかりやすく説明をしました。
みんなノートに真剣にペンを走らせ、ふんふん聞いてくれていました。

最後にかんたんにワークショップ。

ここまで聞いてみて、「オガスタのSDGs的なところ」「住宅産業とSDGs」ってどんなことだっただろう?特に関係ありそうなもの5つに絞って選んでもらい、考えてもらいました。

ううむ・・・・
なんか全部関係する気もする。よね。

選べた!

今回の授業のまとめ

中学生たちの選んだ「オガスタとSDGs」

メンテナンスに手がかからない素材や手に入りやすい一般材を使用し、長持ちする木造住宅でロングライフで長く愛される家づくり。
そして、「網川原まちなみモデルハウス」で体現したような調和のとれた美しい街並みで愛されるまちなみを作っていくこと。


つくる責任として、「少ないエネルギーで暮らせる家」「エネルギーを無駄にする家は建ててはいけない」を心に。
また、住まう人(つかう人)にもその責任を持っていただくような暮らし方指導の充実。
(HPでの情報発信や、メンテナンスブック・動画など)
建てて終わりではない、お施主との関係づくり。

  

「1台のエアコンで全館冷暖房ができる」性能を標準化。
ないエネルギーで暮らせる家づくり。主要構造部だけでなく、外壁にも国産杉を多用し、CO2固定化を図っている。

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今回の授業では5つに絞ってもらいましたが、
3.すべての人に健康と福祉を
9.働きがいも経済成長も
17.パートナーシップで目標を達成しよう

のあたりも会社としては大きなテーマ。
近々、このあたりをきちんと2030年までの目標として「オガスタのSDGs宣言」を発表できるようにまとめているところです。

荒川中学校の皆さん、ありがとうございました!

このあとご一行は万代シティでランチを食べる予定で、午後は東北電力さんへ見学に行くのだとか。
私が中学生の時も「新潟巡検」ってあったなあ、と四半世紀前を懐かしく思い出しました。
村上の中1の子たちだから、もしかして電車で新潟まで(1時間半くらい?)行くなんて、はじめての子もいたのかな?万代シティでランチなんてドキドキするよね!

実はこの「中野山の家」まで来る途中、駅から迷ってしまったとのことで、少し予定が押してしまいましたので、無事にお目当てのお店でお昼が食べられたのか、おばさんは心配です。(笑)
社長おじさんは「万代まで車で送ってあげようか?」とパパの顔をのぞかせましたが、それじゃ「新潟巡検」の活動の趣旨から外れるのでご遠慮ください(笑)

ちゃんと目的意識をもって生徒を導いてくれる先生がいるなんて、素敵ですね。
私たちも改めてSDGsと自分たちの活動について考えるきっかけとなり、
大変良い経験をいただきました。
このような機会をいただきました荒川中学校のM先生、お施主K様、
誠にありがとうございました。


将来のお客様、将来の住宅産業の担い手になるかもしれない未来ある中学生のみなさんの意識に少しでも刻まれるといいなと思います。

眞名垣 麻衣子
総務経理

眞名垣 麻衣子

広報部/総務経理部 部長 宅地建物取引士

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