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木製可動ルーバー工事

刈谷 裕樹刈谷 裕樹

海辺に建つサーファーズハウス

この度、10年前にお引き渡ししたオーナー様宅にて、木製可動ルーバーの設置を行いました。

こちらは10年前にお引き渡しした際の外観写真。

白い横貼り外壁とシンプルな造形が、海辺の暮らしに似合うサーファーズハウス

らしい爽やかな佇まいです。

タープでの対応から理想のルーバーへ

お客様のご要望は「目隠し・雨よけ・雪除け」。

これまではタープで覆って対応していましたが、どうしても見た目が簡易的で

納得がいかなかったそうです。

そんな折、お客様がSNSで見つけたのが、海外の住宅で使われている木製可動ルーバー写真。

「こんなデザインが理想です」とご相談をいただいたことから、今回の工事計画がスタートしました。

可動の仕組みと耐久性

ルーバー自体は固定式であれば難易度は高くありません。

しかし「可動式」となると、上下に連なる羽根を一手で連動させて動かす仕組みが必要となり、

格段に難易度が上がります。

建具屋さん、大工さんと打合せを重ねる中で出会ったのが、海外製の専用金具でした。
👉 参考:金具の取付説明書(メーカーHP)

この金具のおかげで、実現可能であると道が開けました。

さらに現場は沿岸部に位置しており、潮風による金具の腐食が懸念されます。

そこで今回は耐食性を考慮して金具を再塗装し、より安心して長く使える仕様としました。

仕上がりと完成の様子

ちょうどお客様が「10年を機に外壁の再塗装を検討していた」とのことで、

板材も外壁と同じ白塗装でDIYで仕上げております。

タープで覆っていたときの「仮設感」がなくなり、住まいに馴染む仕上がりとなりました。

木製の質感が建物を引き立てつつ、可動機能によって光・風・視線を自在にコントロール

できるようになりました。

刈谷 裕樹
現場監督

刈谷 裕樹

建築部 二級建築士

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