「母を囲む家」
間もなく完成、明日から内覧会となります。
高齢の母と娘が互いに寄り添い、日々を分かち合いながら無理なく暮らす「二世帯」の「終の住処」です。2階を小さく突出させ、南を向いて三周に下屋が広がる、低く伸びやか形です。家の中心に置く「母のテーブル」に母が鎮座し、その母を中心として、諸々のスペースが間仕切りなく「円環」するように配置されています。バリアフリー的な方法や設備機器、仕上げ材や飾り物は、この円環を構成する一つ一つの要素になっています。

このマンダラみたいな図が、そのまま家の形になっているのかなぁと。




