ヨーロッパ旅の2か国目のポルトガルは林がレポートします!
初日は20時頃に着いたため、夜ご飯を済ませ明日に備えました。
ホテルはVIP Executive Picoas Hotel。シャワーは5段階の切り替えができるヘッドで、さらにオーバーヘッドシャワーもあり快適な水回りでした。

ヨーロッパの最西端「ロカ岬」
まず初めにヨーロッパ最西端の「ロカ岬」へ向かいます。
ここは行ってみないと天気がわからないとのことで、晴れていることを祈り、リスボンから1時間弱車で向かいます。風が強いほうが見ごたえがあるようです。



割と早い時間に行ったのですが、現地はアジア系の方が多かったです。
昼間は混み合いスリも多いとのことなので朝がおすすめ。
140mの絶壁から見える大西洋はどこまでも続いていく水平線が広がり、海の広さを実感しました。

ロカ岬には案内所があり「最西端到達証明書」が貰えます。灯台の近くの建物に犬がいたので、人も住んでいるようです。

シントラ宮殿
続いて向かった先はシントラ宮殿。

シントラ宮殿は最も保存状態の良い中世の王宮と言われています。
ポルトガルは町や建物がタイルや漆喰で装飾されていて、宮殿も様々なタイルが使われています。

宮殿から眺めるシントラの街並み

シントラ宮殿は2羽の鳥についての間があり、それぞれに物語がありました。
白鳥の間


天井を見上げると一羽ごと表情の異なる白鳥の絵。
娘の幸せを願い毎年1羽ずつ描かれたそうです。素敵ですね~☺
首元の王冠が王室であることを表しています。
また、殆どの腰窓の手前には腰を掛けられるベンチが備わっています。
カササギの間
白鳥の間とは打って変わり、カササギの間は王様がメイドにキスをしているところを王妃に見つかってしまい、メイドの間で噂になってしまったことから、「おしゃべり好きなカササギ」をメイド全員に書かせたというエピソード。
なので1羽ごとに違います。

とんでもない王様です!
続いて見ごたえのある部屋。
壁のタイルは一枚ごとに裏面に番号が振られていて、順番に張ることで大きな一つの絵になっています。


ところどころ上下間違えてしまっているところがあり愛嬌があります。

また、印象的ったのは石造りの螺旋階段。

上った後に見下ろすと下まで渦巻いているのが見えてきれいな階段でした。


こちらはキッチンです。
コンロと窯は壁側に並べられ、広々としています。
大きすぎて全体を移せませんでしたが、上を見上げると二つの煙突。


中庭からの景色からみた煙突の姿ですが、二つの煙突がこの宮殿のエンブレムになっていました。

中庭に面してあるこの部屋は、よく見るとタイルの目地に小さな穴がいくつも開いていて、当時は水が出ていたようです。
外で人が集い、涼しむ場として使われていたとのことでした。
タイルもブルーで涼しげな印象です。
次の目的地までのフリータイムでお土産屋さんをめぐりましたが、コルクやタイル、缶詰をメインとしたお土産が並び、お財布のひもが緩んでしまいました。
カササギや白鳥の絵が描かれたお土産も多くありました。

ジェロニモス修道院
昼食を終えて向かったのはジェロニモス修道院
世界の転換点となった大航海時代を象徴する栄光の記念碑です。
マヌエル様式といった、15世紀後半からポルトガルで流行した建築様式の建物ですが、華やかさが特徴的です。
この南門は見ごたえのある繊細な装飾で人だかりができていました。
14時頃に行きましたが、入場まで30分程並びました。



ダイナミックな2層の回路。
柱ごとに異なった動物のガーゴイルが取り付けられています。
装飾は大航海時代を記念し、海がモチーフになっていました。
彫刻ですが引いて見るとレースのようです。

ポルトガルの大航海時代の富を象徴するようなとても華やかな建物でした。
リスボン水族館
40mの巨大水槽があるリスボン水族館。
写真では納まりきらない大きさなのでこちらもご覧ください。

楽しみにしていましたが管理が行き届いておらず、水槽が濁ってしまっていたのが少し残念でした。
他のエリアでは北極や南国など現地を再現されていて楽しかったです。

↑タツノオトシゴ
ホテルまで少し離れていたのでウーバーと地下鉄を利用しました。
この旅で初めてウーバーと公共交通機関を利用したのでどきどきでしたが、坂が多い土地なので思いきって正解でした。
出発前に・・・
ポルトガルを旅立つ朝は少し時間があったので、それぞれで移動しました。


リスボンと言ったらこの景色!
(ヨーロッパでもオガスタTシャツを着る刈谷氏)

こちらはカフェも多く立ち並び充実した朝を迎えられ、幸福感に満たされていました。


次はポルトガルグルメ編です!

