STAFF BLOG

スタッフブログ

ヨーロッパ旅 3か国目「スペイン」

ヨーロッパ視察旅行 最後の国はスペインへ訪れました。

スペインといえばバルセロナ!のイメージがあったのですが、今回のツアーではマドリード・トレドを探訪してきました。サクラダファミリアを見てみたい気持ちをグッとこらえて、完成したらもう一度スペインへ行くことにします←目標(2034年に全体が完成予定)

 

マドリードでの初夜

マドリード初日は夕方に到着。早速それぞれで夕飯へ出向くことに。

サンミゲル市場

スペイン全土の代表的なグルメが集まる市場、買ったものを立食形式でイートインできる。

一通り見ましたが物価が高く、手が出せませんでした。

私は、ガイドさんおススメの地元のバルへ行きました。

https://maps.app.goo.gl/VGXinBHaiAEpsepY6

どの料理もとても美味しかったです!

特にタコのから揚げが特に柔らかく美味でした!しっかり叩いてから調理しているそうです。

地元でも伝統的なフラメンコショーを見れる老舗へ

力強く情熱的な音楽と踊りに圧倒されました!

お酒も入り、とっても仲の良い相模と林(旦那)笑

古都トレド

小高い丘の上に、中世そのままの石造りの街が広がります。

町全体が世界遺産となっていて、中世の面影がそのまま残っています。

細い路地が多くどこを歩いても絵になります。

下の写真は民家の壁が走行する車によって長い年月削って出来たくぼみ

観光中もサイドミラーこすりながら走行している車も見かけました。。。

トレド大聖堂

ゴシックの最高峰と言われるだけあって、大聖堂の前に立った瞬間、思わず息をのむほどの迫力。
13世紀から300年もかけて建てられたと聞くと、その重みがさらに染みてきます。

外観はゴシック建築の典型とも言える鋭いアーチや細やかな彫刻だらけ。

内部はローマで見た教会とは違い薄暗く

高い天井から差し込む光がステンドグラス(バラ窓)を通って色を変え、床にやわらかく落ちていました。

     

内部で最も印象的だったのは、バロック期の彫刻と天窓が融合した「トランスパレンテ」。

下の画像の天窓は建築後から開けた穴だとか。

大理石や彫像がダイナミックに積み重なり、その中心に天から光が差し込む演出は、信仰心の有無を超えてただただ美しい。

近くで見上げると、細部まで情熱が注ぎ込まれているのがわかります。

エル・グレコの祭具室

祭具室には、トレドゆかりの画家エル・グレコの作品がずらり。
「聖衣剥奪」など代表作が間近で見られ、絵画館のような贅沢さがあります。

歴史的建造物の中で名画を鑑賞する体験が、とても贅沢でした。

 

プラド美術館

スペイン王家が収集してきた名作がずらりと並ぶ、巨大な美術館です。

内部は撮影禁止だったため、転載で少し紹介。

教科書で見たことがあるラス・メニーナスは、

ガイドさんの説明が面白くて構図やドラマなど大変勉強になりました。

https://artmuseum.jpn.org/worldmuseumu/prado.html様より

ガイドさんの一押しはボス「快楽の園」

左に「原罪」、中央に「快楽」、右に「地獄」と、人間の罪の連鎖とそこから逃れられない末路を描いた、宗教的な教訓画とされています。

また時間をおいてみると新たな見え方や感じ方が変わるそうです。

https://artmuseum.jpn.org/worldmuseumu/prado.html様より

美術には疎かったのですが、知識がないからこそ、先入観無しでスッと解説が入ってきたのは良かったのかもしれません。

館内はかなり広く一日では見て回れないほどの展示数でした。

最後の晩餐

ヨーロッパ旅行最後の夕飯は、

イカ墨のパエリアということでガイドさんに甘えてまたご紹介いただき訪れました。

スペインのお酒といえばサングリア。スッキリしていてガブガブいけちゃいます。

マドリード=バラハス空港

波を打つ特徴的な屋根形状のデザインで調べたら貼ってある木材は全て竹材が使用されており、世界最大の竹材建築プロジェクトとして知られているそうです。

まとめ

ローマの重厚な歴史、リスボンの海風が心地よい丘の街、そしてマドリードのエネルギッシュな都会感——三都市はそれぞれ全く異なる魅力を放ち、街の雰囲気や食文化、価値観まで大きく違うことに改めて驚かされました。

しかし、そんな多様な文化の中を旅して強く感じたのは、ホテルの仕組みだけは世界中で共通しているということです。
これは、文化よりも先に旅行者へ“安心”を提供するための、世界共通の言語のようなものなのかもしれません。

旅人にとってホテルは「一日の拠点」。
その基本がどこへ行っても迷わず利用できるからこそ、安心して街を楽しむことができます。
そしてその仕組みには、ビジネスや組織づくり、顧客対応など、さまざまな分野に応用できる“普遍的な原則”が隠れていると感じました。

今回の旅では、異なる文化、価値観、そして長い歴史に触れる貴重な体験ができました。
これらをただの思い出で終わらせるのではなく、これからゆっくり振り返り、日々の生活や仕事の中に少しずつ活かしていきたいと思います。

野口 一弥
現場監督

野口 一弥

建築部課長 現場監督 一級建築士

になって
お得な情報をGETしませんか?

  • 会員限定資料一式を無料送付
  • 家づくりに役立つ最新情報を無料配信
  • 会員限定人気記事を無料公開
  • 会員限定e-BOOKを無料公開
登録はです!