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飯塚設計塾8期を終えて|五感で紡ぐ「心地よい暮らし」のストーリー

先日、全6課程にわたる「飯塚豊の工務店設計塾8期」を修了しました。


半年間の学びを通じて、今の私が感じている「これからの建築士に求められるもの」を整理し、ご報告させていただきます。

 

 

「知のストック」が、設計の精度を決める

今回の塾で痛感したのは、実例や書籍から施工事例の「引き出し」をどれだけ持てるかの重要性です。 ゼロから完全なオリジナルを生み出せるのは、ごく一部の天才だけ。独りよがりのデザインに逃げず、確かな価値を提供するためには、まず先人たちが心血を注いだ建築を徹底的に「見る」ことが不可欠。即日設計でだいぶ苦しみました。。

先生や偉大な建築家が残した家々には、言葉に尽くせないほどの工夫と答えが詰まっています。それらを自分の中にどれだけ蓄積できるか。その引き出しの数が、設計の密度に直結するのだと改めて自分に言い聞かせました。

「なぜそこにあるのか」に徹底して向き合う

改めて身に染みたのが「周辺環境と配置計画」の重要性です。 その場所が持つポテンシャルをどう引き出すか。配置計画の重要性は堀部安嗣さんもよく語っています。

実例物件を目の当たりにし、庭との距離感、そして視線の抜けが計算し尽くされていることに、配置計画の奥深さを再認識しました。

周辺環境をしっかりと読み込み、確かな根拠と適切な配慮で計画すると、スッと腑に落ちる理由ができる。説得力が上がる。

心地よい暮らしのストーリーをつくる

本塾で「暮らす人のイメージが湧かない」と指摘をいただく場面がありました。そこに住まう人が、どんなストーリーを紡いでいくのか。

  • 窓辺から差し込む光の中で、ゆっくりと本を読む時間。

  • 勾配天井の下、家族の気配を感じながら過ごす穏やかな夕暮れ。

などなど、その「生活の物語」が鮮明に見えるような表現こそが、クライアントへイメージの解像度を高めていきます。その先の豊かな時間を提案できるプレゼン力も磨いていきたいです。

 

 

まとめ

最終講演では新潟リアル開催となり、弊社相模も特別講師とし登壇した。そこではAIと言語力強化について語られました。

AIが効率的なプランを弾き出したとしても、決して代替できない領域。 それは、旅先や現場で感じた五感の記憶(触覚、嗅覚、味覚)を、住む人の幸せなストーリーとして言語化し、伝える能力です。

AI時代だからこそ情緒に訴えかける「言語化能力」こそが、これからの建築士に求められるものだと感じました。

これからも先人たちの背中を追い、名建築を訪ねたり、読書したりその後言語化してブログを書くことを継続していこうと思います。

心地よさを追い求めて、日々精進。

 

 

あ、あと私野口は、監督から設計業務がメインとなっていきます!

どうぞ宜しくお願いします。

野口 一弥
現場監督

野口 一弥

建築部課長 現場監督 一級建築士

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