多世帯で楽しく暮らす職住一体型住宅「松海が丘の家」
多世帯で楽しく暮らす職住一体型住宅「松海が丘の家」
設計・監督:山田 剛
- コンセプト
- 若夫婦と親世帯が同居するお住まい。自営業を営む親の仕事スペースを内包しつつ、家族がほどよい距離感で住めるような家を目指しました。
- 外観
- 南側道路の敷地であるため、方位に素直に南に大きく開いた計画としました。
大きな開口部を設け、それをボーダー状にまとめた外観デザインとなっています。
右側は厳しい高さ制限がかかっているため、ボックス形状の外観でまとめ高さをおさえています。
いつでも窓をあけて気持ちの良い外部環境と一体になれるよう、目隠しの木塀やワイヤーによるパーゴラを設けています。
- 内観
- 内部は、水回りやリビングなどの共有スペースを家の中心に置き、それぞれのプライベートなスペースを両端に分けて計画しました。
主室は約20帖の開放的な空間とし、デッキと連続する大きなベンチを設けました。
広い屋外デッキがベンチを介して室内と連続し、屋内に広がりをあたえます。
ベンチはダイニングの椅子も兼ねており、ベンチ・ダイニングテーブル・照明を製作することで一体感を演出しています。
- 規模・構造
- 敷地面積:64坪
延床面積:46.5坪
木造在来工法 2階建て
- 性能
- 耐震等級2(許容応力度計算、積雪1メートル時)
Q値:0.94[W/m2K]
Ua値:0.34[W/m2K]
暖房負荷:16.7[kWh/m2]
冷房負荷:11.4[kWh/m2]
空調計画:床下エアコン+小屋裏エアコン