光あふれる静謐な空間「もえぎ野の家」
設計:山田 剛/監督:野口 一弥
- コンセプト
 - 北側に開けた角地の敷地。南からの陽光を取り込みつつ、周辺環境の良い北側に開くことをテーマとして計画しました。
緑豊かでゆとりある宅地となるよう、地区計画が定められた地域。
地域にふさわしい、内にも外にも豊かなお家となるよう設計しました。 
- 外観
 - 杉板の箱が空中に浮いているような外観です。
ファサードはシンメトリーな表情とし、十字格子を設けた大窓をアクセントにしました。
北道路側に大開口を設け、お庭とお向かいの借景が空間を豊かにします。
道路からの視線が気にならないよう、生垣とバーチカルブラインドで遮蔽をおこなっています。
2階部分はウッドロングエコ塗装の杉板、1階部分は黒塗装した杉板で仕上げました。 
- 内観
 - 南側は陽光をとりいれるためセットバックしています。
そこに設けたハイサイドライトから、キッチン上の吹抜けを通してあたたかな陽の光が主室までふりそそぎます。
壁は漆喰塗り仕上げとし、光を静かに、美しく演出します。
主室の天井は小幅風羽目板に目地をいれて仕上げました。
美しく整えられた天井は、主室空間を一層上質にしています。
リビングはダウンリビングとして、道路からの目線が気になりにくく、居場所感のある落ち着けるスペースとしました。
 
- 構造・規模
 - 敷地面積:55.99坪
延床面積:32.00坪
木造在来工法 2階建 
- 性能
 - 耐震等級2以上
Q値:0.88[W/㎡K]
Ua値:0.31[W/㎡K]
暖房負荷:16.7[kWh/㎡]
冷房負荷:12.7[kWh/㎡]
空調計画:床下エアコン暖房+壁掛けエアコン冷房方式 
			
			
			
			
			
			




























