縁と入れ子の器「小針の家E」
縁と入れ子の器「小針の家E」
設計:阿部 誠治/監督:野口 一弥
- コンセプト
- 和のテイストや影のあるような雰囲気がお好みとのリクエスト。
農家住宅の現代版のような、機能と美しさの両立を追求した住まい。
- 外観
- 杉板を黒塗装で仕上げた外壁で、左右対称の外観。
縁を設け軒高を低くしたことで佇まいがよくなり、さらに明快な空調スペースを確保しました。
また、入れ子状にすることでバランスの良い耐力壁をつくり、構造的な安定を図っています。
- 内観
- 広縁と広間が繋がるLDK。
縁のような明るく日向ぼっこが気持ちの良い場所や、入子状にすることで壁に守られつつ、
温熱的にニュートラルな居場所ができあがりました。
しっくい塗り壁は1階をすべてお施主様が仕上げました。
仕切られた小さな和室も設け、多彩な居場所がある住居になりました。
- 規模・構造
- 敷地面積:69.83坪
延床面積:31.32坪
木造在来工法 2階建
- 性能
- 耐震等級2以上
Q値:0/98[W/㎡K]
Ua値:0.34[W/㎡K]
暖房負荷:4.0[kWh/㎡]
冷房負荷:2.8[kWh/㎡]
空調計画:床下エアコン+階間エアコン
太陽光パネル:5.44kw搭載
































