台所を中心に暮らす 大開口のベーシックハウス「中山の家B」
台所を中心に暮らす 大開口のベーシックハウス「中山の家B」
設計:一級建築士事務所ma ヤマシタマコト 監督:野口 一弥
- コンセプト
- 家族や友人を招き、料理を通して時間を分かち合うこと。
この住まいは、その思いをかたちにするために「キッチン」を住まいの核とし、
大開口からの光と風を暮らしの中心へと取り込みました。
シンプルでありながら、外とのつながりを感じさせる設計。
余計な装飾をそぎ落とし、日常を豊かにする「基本形の住宅」です。
- 外観
- 無駄のないシルエットに、大開口が印象的な外観。
街並みに対しては落ち着きを、内部に対しては開放感を生み出しています。
- 内観
- 大開口を介して庭と一体化するLDK。
視線が抜け、外の風や光を感じながら過ごせる心地よい空間です。
家族の集いも、友人との食事も、ここが暮らしの中心になります。
料理を愛する施主のために、キッチンを住まいの中枢に配置。
動線をコンパクトにまとめながら、見せ場としても美しく。
「つくる・食べる・もてなす」が一続きになる舞台です。
各個室や水まわりはシンプルにまとめ、生活感を整える。
通路や吹抜けが空気の流れをつくり、コンパクトながら伸びやかな空間体験を実現しました。
- 建築データ
- ◆延床面積:31.51坪
◆Ua値:0.36
◆空調方式:暖房 床下エアコン1台
冷房 壁掛けエアコン一台