和室で繋がる完全分離二世帯の家「西四日町の家」
和室で繋がる完全分離2世帯の家の完全分離二世帯の家
設計/阿部誠治 補佐/小林紘大 監督/波潟靖
- コンセプト
- 三条市の市街地に立つ2世帯住宅。 各世帯を玄関から水回りまで完全分離。
親世帯、子世帯で 生活空間にバリエーションがあるために、暖房はエアコンではなく灯油ボイラーでお湯をつくり、狙ったところに放熱器を設け、床下暖房としている。 - 外観
- 杉板外壁の棟が親世帯、ガルバ外壁が子世帯。
三条市はそれなりの積雪があるので、落雪を考慮した屋根の設計をするのが大前提です。 - 内部空間
- 親・子世帯の間に、和室を設けて、緩衝地帯とした。 共有スペースである。
親世帯のリビングは、吹き抜けがありシンプルな空間。キッチン手前に小壁を立てて、水跳とリビングからシンクを見せないようになっている。
子世帯は子供室とは別に1階ホールの階段下に学習スペースをもっていっている。
リビングは2階。梁を75mmの厚みに抑え、455mmピッチで現し、デザインにしている。断熱はその上に。家族が集まる場所には厳選してお気に入りの家具を揃えた。