行き止まりのない家「横越の家B」
行き止まりのない家「横越の家B」
設計／小林紘大 監督／小林秀昭
- コンセプト
- ガレージ組み込みの4x4間の木造の家。
郊外の農村集落に、お地蔵さんの祠の脇に立つ。敷地は変形地で、道路に対して三角形に接している。
- 外観
- 周辺の集落の景観に溶け込むように、屋根はシンプルな４寸の切妻とした。
4.5×4の総２階のボリュームにポーチと車庫が合わさる。敷地の北側には、隣地の竹林があり、借景となっている。
道路側から主室が丸見えにならないように、凹ませる。スノコバルコニーで日射遮蔽も。
- 内観
- リビングには腰壁に囲まれた３帖の小上り。障子を開けると玄関脇に設けられた書斎とつながるようになっている。
南面は２間のアルス社製木製サッシ。
ダイニング方向は、北側の竹林の景色を借景する。床レベルを２００下げ、キッチンとダイニングテーブルの高さを同じにしている。
２階の各部屋への建具上部には、ホイトコを設け、空気が移動できるようにしています。
- 外構
- 敷地をぐるりと木塀で囲みプライバシー性を高めている。
