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エアコン冷房の風が不快なわけ

住環境・健康

エアコン冷房の風が不快なわけ

エアコンの冷房が苦手という人が非常に多い。
中にはエアコン病なんという体調不良も引き起こすのはよく聞く話だ。

冷房が悪いというよりも、直接体に冷たい風が当たることがよろしくない。
冷たい風は強力に体を冷やす。

調べると100ccのコップ半分の水の気化熱は、ご飯一杯分のカロリーに相当する。
この気化熱で体を冷やそうと、自律神経は汗をかかせ体を冷やす。
直接の風は、体の周りを覆っている暖気のベールを剥ぎ取っていく。
その際に、体の表面の水分を気化させることで熱を奪う。

冷房したまま寝ると朝だるい理由

特に寝ている時のエアコンの冷風は危険である。
風の当たっている側は、極寒の状況になっている。
しかし、寝ている布団の側の体は熱帯雨林である。
体の表と裏で体感温度がまるで違う。

人間の体にある自律神経は体温調整を司る。
亜熱帯に合わせて汗を出すのか? 極寒に合わせて毛細血管を閉じればいいのか?
表と裏のどちらに調整すればいいのか分からなくなる。
これで体調を本格的に壊せば、「自律神経失調症」と呼ぶ疾患になる。

また、そうならぬよう、無意識に表と裏を入れ替えようと、寝返りの頻度が多くなる。
そして熟睡できないまま朝を迎え、体の疲れが抜けない。

冷風を浴びることは冷房ではなく「採冷」

冬に火鉢で手のひらに温かみを直接採ることを「採暖」と呼ぶ。
それと対比して、「房」(部屋全体)を暖めることを「暖房」と呼ぶ。

(エコハウスのウソより転載)

暑いからといって、エアコンの冷風を直接浴びることも、「冷房」ではなく、「採冷」である。
「冷房」とは、部屋全体の温度を抑えて、風に直接当たらない状況を作り出す事は重要です。

高性能化された住宅で、少ない冷房エネルギーで全館空調がされている空間は極めて快適である。湿度が抑えられ、不快な風を感じることがない。

(オガスタの事務所はまさにそれで、夏の生産性が大幅に改善された。)
世の中のほとんどの人は、高性能な住宅が、今までの住宅とは別次元に快適空間になることを知らないし、イメージできない

エアコンが無くても快適?  でも汗をかいているんじゃない?

ところで、猛暑のころ、工務店界での大御所の某氏は、「エアコンに依存する暮らしではなく通風をベースとして最後の最後でエアコンを利用すべきだ。」と主張し、それに対して「通風で室温が30℃を下回ったとしても快適ではないはず。 夏の通風は湿気を室内に入れるだけで湿度が高く不快ではないか」と、ネット上で論争があった。いわゆる「開く・閉じる論争」として、自然系エコハウスの団体と、性能系の団体で古くからあるテーマである。

岩前教授に言わせれば、快適という表現が曲者で、健康に悪いのが確実な喫煙ですら、喫煙者からすれば「快適」である。体に負担が無く健康に害がないかどうかに目を向けるべきだとする。 夏の理想的な状態のバロメーターは、室内で汗をかくかかかないかを物差しにするのがいいのではないか?  汗をかくということは体がクーリングを欲している。つまり負担がかかっているということだから。

老人がエアコンが苦手なのは室内空間と使い方のせい

特に老人にはエアコンが苦手な人が多いといわれるが、本当のところは違う。と考えます。

先般の病院による大量熱中病による死亡事件もあるけれど、エアコン冷房でのクーリングが命の分かれ目で、きわめて重要だという認識は、今年の猛暑で共有された。
私の父も特養ホームに入居しているが、訪問するといつも室温は26度・湿度50%という温熱でキープされている。暑くもない寒くもない。これが一番体の負担がないのだろう。

住宅レベルでも理想的に空調できるし、
繰り返すが、別次元の「冷房」を知ってしまうと、後に戻れないだろう。

今年のような常識破りの酷暑の時は、高性能住宅は「夏も快適」だとつくづく思い知らされます。

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