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寝室の結露対策

OB様からご相談いただきました

「寒くなってきて、床下暖房つけてるのですが、1階は23度、55%くらいで大変快適です。

2階は21度で温度差はあまりないのですが、湿度が68%近くになっていて、窓の結露も大分でてきてます。

対策などあれば、教えていただきたいです。」

OB様宅はお引き渡しして半年とちょっと。

1階リビング、2階が個室(寝室と子供室)という構成です。

寝室に多い結露

寝室は家の中でも結露しやすいところです。

原因としては・・・

・人間は睡眠中でも50g/h程度の水蒸気を出すため、(8時間睡眠で400g!)寝室は夜間湿度が高くなりがちであること。
・湿度が70%程度だと、窓表面温度が15度程度で結露が発生。夜間は、日中と比べて窓が冷えること。
・新築後1~2年は基礎から水蒸気が発生するため、室内の湿度が高くなりがちであること。
などがあげられます。

寝室の結露対策

寝室の湿度を下げることを心掛けてください。
具体的には・・・
・寝室の空気が循環しやすい環境をつくることで湿度を下げる
→睡眠の際寝室の戸を少し開けておくと空気が循環しやすくなり、湿度が下がると考えられます。
・浴室の換気扇をつけておく
→脱衣室に干した洗濯物や、浴室で発生した水蒸気が室内側に侵入しづらくなるため湿度が下がると考えられます。
・2階のエアコンも乾燥のために使用する(暖房運転or除湿運転)
などの対策があります。
とはいえ、寝室は皆さん多少結露するようです。
多少の結露の発生は問題ありません。
が、結露が発生した状態でハニカムブラインドを閉めっぱなしにしていると、
結露水が乾燥せずカビが発生する場合があります。
お引渡しから2年以内のOB様は特に意識してみてください。
山田
山田 剛
設計部

山田 剛

設計部 一級建築士

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