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敷地調査のポイント

山田 剛山田 剛

現地を見に行く

ご相談をいただき、敷地の現地調査に行ってきました。

家づくりにあたって土地探しをされている方は多いと思います。

ネット検索、不動産屋に行くなど検索方法はさまざまですが、

気になった敷地は必ず現地確認に行きましょう。

写真・面積・金額など売地情報だけでは得られない膨大な情報がそこにはあります。

現地で感じる、自分の感覚を大切にしてください。

なんとなく、「あーここ気持ちいいなー」と感じることがあります。その逆もあります。

その感覚には何かの理由があるので、その理由を探っていくと敷地の魅力につきあたります。

この敷地には法面と土留めが含まれていました。

将来管理に費用がかかる可能性があります。

ただ現地で調査したところ、30年以上経っている状況でも劣化や崩れがみられない、

ということはリスクは低いのではないか?という評価ができます。

現地で細部まで見ないとわからないところです。

(この法面があるためか、売地の単価は安く設定されています。)

インフラの整備状況

電気・水道(上下水道)・ガスの状況は早々に確認すべきです。

売地情報にも記載してあるはずですが、現地に行ってどの道路からどのように引き込むかまで

イメージするようにしています。

工事金額や、外構計画に影響してきます。

ここの敷地では、電気の引き込みを行うためには敷地内に電柱を建てる必要があると感じました。

電柱から住宅まで、引き込みのための電線は原則40mまで電柱なしで引き込めます。

ですが、この敷地の場合電柱から住宅まで直線で引き込むとほかのお宅の敷地に一部電線がはいってしまいそうです。

詳細な計画は設計開始してから確認すればよいと思いますが、「おそらく必要になるだろう」くらいのあたりをつけて用心しておきます。

このあたりは、建築をお願いする予定の業者さんに確認をお願いするとよいでしょう。

道路状況

新潟においては、ほとんどの方が自家用車を所有し、普段から利用されていると思います。

敷地と道路の接道状況は、毎日の生活のしやすさに大きく影響します。

また駐車には大きなスペースが必要となるため、敷地における建築計画にも非常に大きく影響します。

6m道路に接道していることを条件に土地探ししている方も多いですが、4m道路でも楽に乗り入れできる場合もあれば、その逆もあります。

こちらもぜひ現地を確認しつつ、シミュレーションしてみてください。

敷地の外を見る

敷地の内側だけでなく、周辺を見てみてください。

お隣の庭、遠くに見える山並み、裏山の景色など周辺の全てが設計要素です。

敷地の外に良いところをみつけたら、それも敷地のストロングポイントとして評価できます。

方位や日射角度も是非現地で確認してください。

サンサーベイヤーという便利なアプリがあります。

太陽の方位や角度、周辺建物の関係性は、建築計画に大きく影響します。

 

敷地調査のポイントのほんの一部ですが、ご参考ください。

 

山田 剛

山田 剛

設計部/一級建築士