OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.4 土地勘のない新潟で、自分たちに合う土地を見つけるまで

ささがわささがわ

前回のコラムでは、妻による工務店選びとオガスタに決めた経緯についてのお話でした。
今回はその続きとして、夫の私から、新潟でどのように土地を探したかを振り返ってみたいと思います。

1年ほど賃貸で暮らす中で、新潟に家を建てること自体は決めていました。
ただ、土地勘があるわけではないので、どのエリアにどんな特徴があるのかを感覚でわかっているわけではありません。
だからこそ、場所の名前や人気だけで決めるのではなく、まずは自分たちがどんな暮らしをしたいのかを整理するところから始めました。

 

土地の条件:「どこに住むか」ではなく、「どう暮らしたいか」を重視

観点 自分たちの考え
広さ 60坪以上。畑やDIYができる余白はほしい
飲食・娯楽施設へのアクセス 街へのアクセスは大事。ただし、出かけるのは主に週末なので優先度は低め
周辺環境 治安、今後の発展性、住んでいる方の年齢層など
予算 土地2:家8くらいのバランスで、家にしっかり予算をかけたい
災害リスク 地盤やハザードマップを確認し、災害に強い土地かを見極める

 

もともと趣味で水耕栽培をしていたこともあり、いつかもう少し本格的に畑もやってみたいと思っていました。
またDIYもしたかったので、ぎゅっと詰まった住宅地より、少し余白のある暮らしのほうが自分たちには合っていそうでした。

一方で、夫婦でお酒を飲むのも好きなので、街へのアクセスも大切です。
ただ、毎日出かけるわけではなく、主に週末だけです。
そう考えると、新潟市の中心部に住むことだけが正解ではない、という整理になりました。

 

▼路線価やハザードマップの図土地勘がないぶん、路線価やハザードマップはかなり見ました。

 

土地の条件を言語化したあとは、ネットで調べて気になった土地にはどんどん足を運びました。
実際に歩いてみると、その街の空気感や周辺の雰囲気は、数字だけではわからないものです。
合計20か所ほど見ましたが、最初に判断軸を整理しておいたことで、比較はかなりしやすかったと思います。

 

人気があって高い土地が、必ずしも良い土地とは限らない

そんな中で見つけたのが、広さのわりに価格がかなり抑えられている土地でした。
魅力は感じつつも、正直に言えば最初は「安すぎないか」と疑いました。
そこで、周辺の路線価を見たり、過去の掲載データをたどったりしながら理由を調べていくと、直近で価格が下がっていたことがわかりました。

後から建築士さんにも見てもらったところ、「高低差があり、もともと広い畑だったこともあって、住宅用地としては扱いにくく人気が出にくかったのかもしれない」というお話でした。
その時あらためて感じたのは、人気がある土地がそのまま良い土地とは限らず自分たちの価値観に合っているかどうかのほうが大切だということでした。

 

そのうえで、オガスタの建築士さんにも土地を見てもらいました。
そこで言われたのが、視界の抜けの良さ風通しの良さ
高台にあって空が広く感じられること、南北に風が通ること。そうした土地の特徴を活かせば、かなり気持ちのいい家になりそうですね、と。

単に家を建てるための土地としてではなく、土地の特徴を活かした家づくりまで含めて見てくれる。
その視点がとても心強く、私たちはその日のうちに購入を決めました。

 

▼実際の土地の写真高台ならではの視界の抜けと、南北に風が通るところが印象的でした。

 

土地勘がないと、土地探しは難しく感じるかもしれません。
しかし、土地の条件や優先度を先に整理して、数字と現地で得た感覚の両方で確かめていけば、判断は思ったよりもスムーズになります。
最後に背中を押してくれたのは、土地の個性まで読み取ってくれるプロである建築士の視点でした。

 

自分たちに合う土地が見えてきたことで、ようやく家づくりのスタートラインに立てた気がします。 

次回は、この土地でどんな暮らしを実現したいのかを整理するために、どうやって情報を集め考えをまとめていったのかをご紹介できればと思います。

 

土地探しの参考情報

 

ささがわ

ささがわ

兵庫県出身の夫(40代)・新潟県出身の妻(30代)・新潟県生まれの娘(もうすぐ3歳)の3人暮らし。 東京から新潟へコロナ禍前に移住し、家を建てたお話をお届けします。 新潟での子育て、酒飲み夫婦で新潟の食とお酒も楽しんでいます。

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