OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.8 DIY地獄

高橋家高橋家

設計の課題その4:DIY地獄

家ができるまでの課題を長々と紹介させていただいてきましたが、これが最後のお話です。

設計が完了し、引き渡しまであともう少し。

そんな最後の試練となったのが「DIY地獄」でした。

ちょっと大げさなタイトルなんですけど…。

どこまで「DIY」できるのか


▲オガスタ特製の蜜蝋ワックス

オガスタの施主がよくやるDIYは、床の仕上げのワックスだと聞いています。
でも基本的には、施主がDIYをできる部分は少ないと思います。


なんのためにDIYをするのか。
我が家は予算が少ないので、コストをおさえるために、自分でできることは自分でやることにしたのでした。

とはいえ、素人に出来ることは少ないので、DIYの候補になったのは最終的に以下のものです。

●アトリエの天井のオイル塗り

●アトリエの一部の壁と作り付けのデスクと収納の棚のペンキ塗り

●ウッドフェンス

●居室の床のワックスがけ

しかし実際にやってみた感想としては、「本当に大変だった…。」の一言に尽きます。

DIYは時間と忍耐力

今回DIYするものは、以前、店舗の内装工事で経験していたので、ある程度要領は知ってるものでしたが、それでもやっぱり大変でした。

同じく芸大卒の夫。
快く手伝ってくれるものと思いきや、仕事と育児で忙しいを言い訳に、DIYにはまさかの大反対。
(理由は、わたしのかつての店舗の内装工事を手伝ってもらった時、大変な目にあったからなのですが。)

「だったら私が一人でやる!」と言ったのがそもそもの間違いだったのだと思います。
もちろん夫も少しは手伝ってくれましたけど。

天井のオイル仕上げ

例えばアトリエの天井の仕上げオイル塗り。
シナベニアにアマニオイルを塗ったのですが、高い場所で天井をぬるのは肉体的に負担が。
塗りすぎると油が染み出して、数日後、モルタルの壁にシミになったりもしました。


▲シナベニアの天井

▲オイルを塗ると、深みが出ます。

壁のペンキ塗り

▲このアトリエの壁と作業机と棚のペンキも自分で塗りました。

 


▲ペンキと棚を取り付ける前の様子

▲ペンキを塗ろうと思ったら、壁にらくがき(励まし?)が!犯人は設計者の山下さんでした。笑


引き渡しまでの限られた時間で、スケジュールに追われるように作業していたのを覚えています。

DIYを後悔した外部のウッドフェンス

一番大変だったのがウッドフェンスでした。

▲先日の大雪で植栽が倒れています。

家の裏が、隣家のリビングがあったりして、どうしても一部目隠しが必要なのでした。
フェンスは土台をしっかり作らないと倒れたり、腐ったりと難しいので、
DIYやめた方がいいよとオガスタの皆さんにアドバイス頂いたんですが、
予算がないので
悩んだ末にDIYすることを決意したのです。

やり方をしっかり教えてもらって作ったんですけど、土台を作ったり、コンクリート流したり、大変でした。

強度のことも考えると、これはプロの方に頼むべき内容だったと思います。


▲アトリエの窓の外。フェンスで隣家が見えなくなっています。
雪で倒れていますが、植栽が見えます。

 

でも、大変だった分、個人的には満足しています。

自分でやったからこそ、愛着も強いのでしょうか。

いつか室内の改造DIYも、やってみたいな〜と思っています。笑

高橋家

高橋家

30代夫婦と4歳の息子、そして雑種犬ミヤビで暮らしています。 アーティスト(版画作家)でもある妻のつくる「アートと季節感を愉しむ暮らし」。 現在は夫婦共働きで忙しい毎日。 週末をいかに楽しむかがわが家の命題です。

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