OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.16 「リビング=子ども部屋」問題について

高橋家高橋家

あるある?リビング=子ども部屋になってしまう問題。

大変お恥ずかしい話ですが、我が家のリビングにはいつも悩みがあります。

とにかく片付かない。
息子のオモチャの散らかりっぷりが凄いのです。
特に畳小上がりが散らかる!


▲休みの日の掃除風景。手前のは仕事帰りにそのまま置いちゃった私のバッグが。

ちゃんと収納場所があるのに、ついつい小上がりに甘えてしまっています。


▲キッチンのカウンター越しにリビングを眺めた様子。

我が家のリビングは、左手にダイニングテーブルがあり、右手に3畳ほどの小上がりスペースがあります。
想定では、息子がオモチャで遊ぶのは小上がりのみで、と思っていましたが、実際は3畳の小上がりなんて狭い狭い。
プラレールやブロックなどを同時に遊ぶ息子にはスペースが足らず、フローリングスペースも使って遊んでいます。

畳小上がり下の収納は便利

収納については小上がりの下が奥行きの深い引き出しになっているので、これで十分だろうと思っていました。

たしかに以前はスカスカで、遊び終わったら足元の引き出しに仕舞うだけなのでとても便利でした。

難点を言うなら、犬を飼っているので抜け毛が引き出し内に想像以上に溜まること!
息子が遊んでいる時、引き出しを開けっ放しにしているのが原因かと。


▲畳小上がり下の収納

でもそんな事よりこのスペースが収納になることの有難さ、そしてその収納力にはずっと感謝でした。

しかし、しかし…!!4歳になったあたりで急激にかさのあるオモチャが増え、入り切らなくなったのです。


▲こういうのとか、確かに分解すれば収納出来ますが、組み立てるのが意外と面倒なので、
毎回また作って、と言われるのも正直辛い。

また、我が家は夫婦共働きで、家に帰るのが19時以降。
息子はお向かいにある夫の実家で夕食は済ませていますが、
私は帰宅後夕食の準備があるので、その間息子にはオモチャで遊んでいてもらいたい。
その時ゼロから組み立てを手伝ったりなんてできないので、前日のまま、小上がりはオモチャを出したままにしていることが通常になってしまっているのです….。

保育園では遊んだら必ず片付けるのに、家では甘やかしていて良くないな〜とは思うのですが、すぐまたお風呂に入って寝る準備になると、遊ぶ時間なんてほんの僅かです。一生懸命作り上げる系のものは数日がかりで完成させたりしているので、それを見守ってあげたい、ということもあり、オモチャが片付かなくなってしまうのでした。


▲週末頑張って片付けた時の様子。

昔はこれが当たり前でしたが、子どもが大きくなってからは、逆にこの光景に違和感を覚えるようになってしまいました。苦笑

二階に子ども部屋を作る予定なので、そこにしっかりと息子の空間を作ってあげればいいのだと思うのです。
でも、平日に帰宅後、息子が二階で遊んでいるとまったく様子がわかりません。
一緒に居られる時間が少ないから、リビングで一緒に過ごしたい。
小上がりで遊んでいたら、キッチンから様子も見えるし会話も出来ます。

よく子どもはリビングで勉強する方がいいなんて聞きますが、それが実感としてよく分かるようになりました。

畳小上がりの今後


▲大掃除後の小上がり。右手は床の間がわりに使えるスペースになっています。

ずっと小上がりをどうすればいいのか悩んでいましたが、最近わかったことがあります。
これから先もずっと小上がりは息子の子ども部屋がわりになるだろうということ。

平日みんなで過ごすのはこのリビング。
息子のオモチャの遊び場はもちろん、いずれは勉強するのもこの場所という流れを作ってもらいたいと、心から思うようになりました。

以前は小上がりはいずれ床の間を綺麗に飾って季節のしつらえをしたい、スッキリと見せたいと思っていました。

でも実際に住んでみると我が家のライフスタイルでは、リビングはみんなの共有スペース。
ここで狭くても、散らかってもいいからくっついて過ごしたい。

そんな場所にするには、もっと収納出来る工夫もして居心地のいい空間にしたいと思います。

将来の子ども部屋は寝るスペースと、個人の収納さえあればいいのではないか、
息子には申し訳ないけどそう考えています。

息子もいずれ思春期になれば自分の部屋が大切になるのだろうけど、なるべくリビングで家族と過ごしてくれる子になって欲しいです。家を作るときによく聞いた「家族が集うリビング」ってこういうことなんですね。(笑)

畳小上がりプチ改造が完成したら、またご報告致します。

高橋家

高橋家

30代夫婦と4歳の息子、そして雑種犬ミヤビで暮らしています。 アーティスト(版画作家)でもある妻のつくる「アートと季節感を愉しむ暮らし」。 現在は夫婦共働きで忙しい毎日。 週末をいかに楽しむかがわが家の命題です。

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