OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.19 旅するマイホーム

自然と暮らす
りえりえ

冬はまだ?…と思うほど、今年の冬は雪が少なく、物足りなさを感じていたのですが、そんな私の気持ちはおいてきぼりにされたまま、外は春の花がぽつぽつと咲き始め、花粉もゾッとするほどたっぷり暴れ飛び、季節はすっかり春ですね。

気ままなキャンピングカーの旅

冬、我が家が何をしていたかと言いますと…、


↑ジャジャーン。旅するマイホーム「AMITYちゃん」です。

キャンピングカーで気ままな旅をしておりました。
愛しの山荘マイホームを飛び出して、数日間はこちらの「AMITYちゃん」が私たちのマイホームとして共に旅をしてくれました。

旅することを思いつきでギリギリに決めた為、新潟県ではキャンピングカーがレンタルできず、旅の途中でレンタルできれば良いか〜。と県外で探したところ、富山県のレンタカー屋さんで借りることができたので、行き先は北陸方面に決まりました。

行く先は富山→金沢→福井→岐阜

気が赴くままの気まま旅ですが、まず始めに行きたいところが1つありました。

それがコチラ、

カナダ、中国に続く世界3大恐竜博物館のひとつ、福井県立恐竜博物館です。
建築でいうと、設計は黒川紀章さんですね。

展示空間がとても面白くて、たまご形の建物に入ってすぐに真ん中に配置されているエスカレータでグーッと一番下まで下りたあと、狭いトンネルを抜けると広がる大きな空間、入り口でお出迎えしてくれるのが、超絶リアルに動くティラノサウルス。
ド迫力な動きに、造りものだと分かっている大人でも「ほ、ほんもの〜!!」と喜べるくらいリアルです。博物館に入って初めて目にする恐竜がこのティラノサウルスで、あっという間に恐竜の世界に引き込まれます。

ぼうず、まだたった3年の人生ですが、人生の中で一番、本気の本気に怖がったと断言できるほど、私にがっしりとしがみついて「もうぅぅ〜ちかづかないで〜〜〜〜!!!!!」と泣き叫びました。
その時の様子を側で見ていた警備員さんの嬉しそうな顔…。ぼうずのグッジョブな反応に大層喜んでくださっていました。

恐竜博物館のあとは、全くのノープラン。
この時は、日本海側が大寒波で大雪の予報が出ていた為、日本海側は避け、内陸方面へ向かう事にし、決めた目的地は、岐阜県飛騨高山。あまりお金をかけずに旅をしていたので、だいたいは車中泊ができる道の駅やRVパークで寝泊まりしていたのですが、飛騨では景色のいいところでのんびりしたいね。と雪中キャンプができるキャンプ場へ行くことにしました。

その道すがら何か面白いお店ないかな〜と走行中も目配りして外を眺めていると、手作りソーセージ屋の看板を発見!ピンときた私「行ってみようよ〜!」と立ち寄ってもらいました。


↑薫製工房「キュルノンチュエ」


↑店内の天井には白カビソーセージがずらり!


↑店内に入ると人数分の試食を出してくれました。この日は5種類の商品を試食。

このお店が大当たり!とっても美味しい〜!
お値段はお安くはありませんが、そこは旅の贅沢品として購入しました。

さて、目的地のキャンプ場「くるみ温泉&キャンプ」
その名の通り、温泉付きのキャンプ場です。
冬のキャンプは温泉が付いていると嬉しいですね。


↑すぐ横に川が流れていて、冬ならでは風情のある景色です。


↑運転席上の寝床スペース。次の行き先を家族会議中。


↑夜食は北陸地方を回ってきた事もあって「かに鍋」に。


↑テーブルだったところの座席を動かすとベッドに。
布団やクッションは自宅のものを使ってリラックス。


↑翌朝、巨大つららをせっせと運ぶこどもたち。
この日は−7℃まで冷え込んだらしいですがキャンピングカーでほっかほっかに過ごしました。


↑朝食は「キュルノンチュエ」のソーセージとガーリックチーズ。
カンパーニュを軽く炙ってオープンサンド。この組み合わせが、最高に美味しかった!!

富山→金沢→福井→岐阜を移動した気ままなキャンピングカーの旅、初めてのキャンピングカーで慣れないこともありましたが、狭い車内で快適に過ごせる工夫がもっと上手く出来る様になれば、最高に面白い旅ができる様になるなと思いました。

キャンピングカーの旅は慣れと、車中泊できる場所の最低限の下調べをしておくともっとスムーズに楽しめそうです。
そして、道路が広くて景色がいいところを走るにかぎりますね。
季節が冬じゃなかったら毎日日差しを浴びてお外ご飯!絶景を横目にコーヒーを淹れて休憩!なんて素敵な妄想も広がります。

狭いキャンピングカーで最小限の道具や荷物で過ごしているうちに、生活に必要なものはこんなに少なくて十分なのか…と気づきました。
家にあるものをささっと持ち出して、気軽に旅に出る。ミニマルキャンパーで “キャンピングカーでしかできない旅のカタチ” もっと極めたい!と思えた楽しい旅でした。

りえ

りえ

三条の山裾680坪の広大な敷地の小さな山荘に暮らす30代主婦。夫はアウトドアメーカー勤めの、おっとり系アウトドア派。2人のこども、2頭のヤギで繰り広げる、新潟の四季と暮らす生活を綴ります。

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