facebook
twitter
instagram
line
youtube

床下エアコンの限界

住環境・健康

床下エアコンの限界

現在網川原モデルハウスの建築が進んでいます。
2017年中には完成し、年明けには皆様にお披露目できる予定でおります。
網川原モデルハウスは、様々な見所がありますが、
空調方式もバージョンアップで計画中です。

小新のモデルハウスでは床下エアコンで全館暖房をしていました。
吹き抜けが建物の中心にあるために、2階の温度も1階とほぼ同じまで温かくなる。
たった1台の普通のエアコンで、床暖房以上の快適空間を実証しました。
日本の家づくりへ与えたインパクトは大きかったと思います。 あっという間に広まりました。

(プチ自慢: 新潟県で初めて床下AC暖房を行ったのは私、相模です)

ただし、あくまでたった1台の壁かけエアコンでしかないから 様々な限界はあります。

限界① 冷房の際には冷気は重い。だから冷房は苦手である。

だから、冷房用に2階ホールなどにもう1台の冷房用にエアコンが必要です。

先般、ビックサイトで西方先生とお話した際に、

先生「超高性能住宅であれば、ファンで床下の空気を2階まで送風すれば27℃程度まで冷房は効くことができる」とおっしゃっていた。

相模「先生の物件は床が針葉樹だから、床が冷たくなった感じはないけど、私らは広葉樹だと状況が異なりますね。」  先生「うんうん。 床が冷えるのは最低だね・・・。」

パインや杉のような針葉樹だと ブースターファンなどで床下から冷気を引っ張り上げれば冷房は可能になるが、暖房の乾燥で針葉樹は収縮が激しいので、かなりの注意と覚悟が必要です。

新潟のような・日本海側は暖房がうまくいけば満足だから、冷房はあまり本気出してはいなかった。
全館 心地よい冷房は、物理の法則に従って上から下に冷房すのがよい。

限界② オープンな空間に向いている

床下エアコンは、吹き抜けがない間取りだと、2階は十分温まらない。
補助暖房として 2階のホールなどに設置しているエアコンを動かす必要がある。
また、2階が個室で区切られていた場合も閉めている部屋は空調が効かない。
そこで それぞれの部屋の引き戸でかけて建具を開け放って空気のやりとりをしていた。

新モデルハウスの設計は、吹き抜けが無く、間仕切り壁もある。
そこで、この2つの限界を克服するために、
1台のダクトエアコンにより全館空調を行おうとしています。

ダクトエアコン? 何それ?  誌面の都合上 別の機会にご紹介します。

相模 稔

相模 稔

社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロもよろしく。