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自然クロス・壁紙の選び方

自然クロス・壁紙の選び方

前回で紹介しましたが、現在使われている
内装クロスのシェアでは圧倒的に、
500番クロスと呼ばれている、量産塩ビクロスが使われます。

 

豊富な1000番クロス

内装クロスでもグレードの高いものを1000番クロスといいます。
1000番クロスは種類が豊富で、
マイナスイオン・スーパー耐久などの機能性壁紙もあります。

上級クロスとなると驚くほど高価なクロスも存在するので注意です。
先般ウイリアム・モリスの壁紙を貼った方がいらっしゃいましたが、
さすがのお値段でした。

以前建築家の堀部安嗣さんの建物見学に行った時、
光の回り方がきれいで、「さすが漆喰はきれいだなぁ」と見ていたのが、
実は漆喰そっくりのクロスであったのに驚きました。

ご本人にお聞きしたら、左官屋さんがなかなか見つけられない時や、コストを調整するときに出番になるとの事。

建築家の飯塚豊さんも、色物のクロスの時はこれが良いなどと、独自で調べあげられたノウハウを持ちで、自分の作風に向いているクロスの知識をお持ちのようです。

自然クロス

自然素材クロスというものがあり、私どもでも
メインの空間での利用としてよく使います。
自然素材クロスでは、和紙クロス。珪藻土クロス。布クロスなど、
ベースとなる素材で種類が分かれます。

私たちは、大きく2系統の自然クロスを使います。

和紙クロス

紙の繊維が混ざっていて、優しい印象で、表面もやや柔らかい感じです。
モデルハウスの寝室の壁紙が、やや色味のある和紙クロスを選びました。

一番多く使うのは、塗り壁調のクロスです。
中でも、呼吸するイメージでしょうか珪藻土クロスが有名です。
しかしながら、クロスは1mm程度の厚さしか無いので、調湿性を期待しても気休め程度で、過剰期待は厳禁です。

かつては寒水石という左官塗りの材料のクロスを使っていましたが、
表面がやや固かったので、こすれると痛いとの声もあり、
現在ではエッグウォールという卵の殻を再利用したクロスが標準です。

エッグウォールとは

キューピーマヨネーズの工場から出る、廃棄物のリサイクルなので、
環境負荷が低く、そのストーリーが面白い製品です。

製造メーカーは日本エムテクス
社長さんにもお会いしたことがありますが、熱いハートの方でした。

特徴としては塗り壁で使う素材と同様の成分なので、光の反射具合が自然であること。
原料が多孔質で、臭いが分解され、生活臭がこもりにくいこと。
総合バランスがいいために、標準的な仕上げとして使ってます。

薄いので調湿の過剰期待は禁物ですが、
消臭性は表面に依存するので期待していいでしょう。
脱塩ビクロスの候補で検討するのもよいでしょう。

クロスは、壁だけでなく天井でも仕上げで使うこともある素材なので、
吟味してもよいのではないでしょうか。

天井仕上げも抜かりなく

壁は窓もあるし、家具などが置かれて隠れることが多いですが、
天井は常に見られることになるので、室内空間の重要ポイントです。

暗い室内は、白いクロスで天井に光を回すのが原則になります。
空間をより自然な印象にしたい場合は、クロスではなく、木質系の仕上げにすることが多いです。

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