「アーキテクトビルダー」創刊号で 西方師匠を語る

admin

新建ハウジング発行の「アーキテクトビルダー」創刊号

第一号は「西方設計特集」です。


その中で、西方里見さまから影響を受けた
西方チルドレンたちの目線から、
氏の業界への功績を語ってもらうことになり、

業界最強のライター、大菅さんから
ならば 相模に聞くべきでと ご指名がありました。

西方設計との出会いは2002年。
外断熱が危ない」の書籍を見たのが最初です。

この辺の話は、何度ともなくしているので、軽い説明にしておきますが、

「危ない」は、性能実現に対するコストについて触れていた
まともな最初の書籍ではなかったのか?

結露リスクなどの具体的な説明も勉強になったが、
各種暖房形式の解説もあり、
FFストーブを用いた「床下暖房」についても紹介されていた。
この本は、建築的に正しいことが書かれていると直感した。

当時、私の在籍していたHMは外張り断熱で、
「良い家が欲しい」が推奨図書だったが、
ポエムな概念でしかなく、勉強が進むと、嘘が書かれているとわかった。

新住協でのオープン情報としての貢献

なので、独立開業すると、すぐ西方設計の理事を務める 新住協へと加盟した。
その総会で、西方先生とはリアルに知り合った。

新住協は、代表の鎌田イズムに溢れている団体。
鎌田紀彦代表は、「住宅の工法の研究者」
木造の高断熱高気密工法の、実践者の代表が西方設計。
惜しみなく施工詳細が公開されている。

とかく工務店向けの工法のFCは、とうぜんクローズであるが、
「万人のための技術公開」という利他の心が尊い。

開業後にさらに調べると、
工法として、非常に洗練されていることがよくわかった。
もはや、「完成の領域」とも言えるGWS工法。
手に入れられるのは、コストと性能のバランスです。

西方さんの凄いところ:

常にチャレンジする精神。
精神的な若々しさがあります。
「ないものは作る精神」で、
シンガポールに特注の「SPGガラス」を作らせ、
オガスタと組み、パッシブハウスジャパンの
エコハウスアワードでグランプリを取ったりもした。

「地域的な命題の解決」が家づくりの目的で、ブレがない。
例えば、単なる性能の追求であれば、数値上、基礎断熱より床断熱が有利だが、
床下暖房で「床の表面が暖かいのが快適だから」
基礎断熱+床下暖房を変えようとはしない。

寒冷地の秋田県での快適さを追求する

太平洋側の山梨県に住んでいた人が、
日本海側に越してきて、最初の冬に、
あまりの晴れの無さに鬱になりかけ、
山梨に帰ってしまった事例も知っています。

「冬でも明るい室内」が、何よりも欲しい。
というのが、西方さんの願い。

だから、南面の開口部が、
日本の建築家でもTOPで大きい。

南を極大化して、暖房エネを最小にする。

しかし、晴れの日は、
時に、まぶしすぎる。暑すぎるという問題も起こるから、
外付けブラインドで制御する。

こうした一連の方程式ができている。

また一貫している西方さんの美徳についても インタビューで答えております。

ともあれ、西方師匠は、私の創業の時から見つめ続けてきた「北極星

エコハウスの、まさに師匠であります。

その証拠に、私のブログにて「西方」とのワードでブログ内部検索をすると、

104回、言及している記事がヒットした。

 

書き疲れたので 詳しくは 本誌に譲ってこれくらいにしておきましょう。

西方チルドレンは他にも、
イケメン工務店の関尾君と、(あすなろ建築工房)

今一番の注目のスーパー工務店ですが、私が起点となって、彼は新住協の世界に入ったエピソードにも触れてます。

本当にパワーリフティングで選手をしていた
最強大工、天野さん(天野保建築)も西方さんについて語ってます。

天野さんも「親戚でも建てられる住宅でないとだめだよ」とおっしゃっているのが印象的だと書かれてました。

第2特集として、新潟県三条市のオーブルデザインのノウハウも掘り下げております。

 

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