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vol.3 夢は口に出すと叶う 〜ヤギさんこんにちは〜

自然と暮らす

夢は口に出すと叶う〜ヤギさんこんにちは〜

はじめ、ヤギを飼うことは反対していました。私も夫も動物を飼った経験がないのです。
それなのに初めて飼う動物がヤギって…。

初めての子ども、ムスメを産んだとき、嬉しい!可愛い!という気持ちと同時に、私が世話をしなければ生きていくことができない小さなムスメを目の前に、育てなくちゃいけないんだ…。
この命は私に託されているんだ…。と思ってしまうほど命を授かったことへのプレッシャーが強かった。なので、命あるものを飼うことにとても敏感です。

病気になったらどこへ連れていくのよ。

そもそも、病気に気づけるの?

なにかあった時、誰に相談すればいいの。

一度飼ったら、ずっと飼い続けなくちゃいけない。旅行にも行けなくなる。

ちゃんと分かっている?責任もてるの??

と、出てくるのは心配事ばかり…。

ましてや、夫は出張も多く、家を不在にしがち。
たとえ夫が乗り気で飼い始めたとしても、実際に世話をすることになるのは私。という結果が目に見えていました。
小さい子ども2人でも、毎日慌ただしく過ごしているのに、ヤギの世話までなんてできない!
夫には「ちゃんと自分で責任を持ってお世話ができるようになってから飼って下さい。」
とお願いしました。
その結果、ヤギを飼うのは夫の定年となる30年後。という計画に収まりました。

老後の予定が、30年繰り上げ

ところが、飼うのは30年後と決めてから数ヶ月で、夫が「奇跡が起きた!!」と言って仕事から帰ってきました。
話を聞くと、なんと全国山羊ネットワーク代表の方のお宅を見つけてきた。というのです。
しかも、夫の会社から車で5分もかからない場所にお住まい。とのこと。

「ヤギと暮らす」の本も監修されているので、全国山羊ネットワークの代表の方が三条市に住んでいることは知っていました。
だけど、自力でその人を見つけてくるなんて…。

夫は会社の同僚によく「ヤギを飼いたい」「全国山羊ネットワークの代表が三条に住んでいる」ということを話していたようです。
すると、ひとりの同僚の方が「その人知っているかも…」という話に。
すぐさまその同僚に教えてもらい、ヤギを飼っているお宅を訪問したところ、本当に正真正銘、全国山羊ネットワーク代表の今井さんだったのです。
そして、そのまま今井さんのお宅にお邪魔して、初めて会ったその日にヤギについての資料をどっさりいただいて帰ってきました。

夢は口に出すと叶う。とよく言いますが、まさにコレだ…。
と夫の運の強さに呆気に取られました。

 

そして、ついには私にもおかしなことが起こります。

今井さんの話を聞いた翌日、スーパーへ買い物に行く道中、前を走る軽トラの荷台にヤギが……。
そしてその翌日、4車線道路で信号待ちをしていると、
歩道をヤギ3頭、夕日に照らされながら横一列にお利口に並んで歩いている姿が…。
たくさんの車が行き交うシチュエーションに不釣り合いすぎて目を疑いましたが、夢ではありません、現実です。

私は、偶然にも2日連続でヤギに出くわしたのです。

こんなタイミングでそんなことが起こるものでしょうか。

私はどちらかと言えばスピリチュアルを信じる方ではありませんが、この時ばかりは思わずにはいられませんでした。

「ヤギの…お告げ…………。」

この出来事が、私の反対している気持ちを揺らがせました。

そして、その数日後、夫がまた「夢は口に出すと叶う」の法則を使って、ついに夢を実現へと導くのです。

今度はムスメの通う幼稚園の先生に、「ヤギ飼いたい」「全国山羊ネットワークの代表が三条に住んでいる」と話はじめたのです。

すると先生が「私もようちえんでヤギ飼いたいと思っていたんです。」「でも、土日は幼稚園がお休みだから……」

ん?…平日は世話ができるけど、土日ができない?

 

私たちはヤギを飼うにあたり、平日のお世話が難点でした。ようちえんは土日のお世話が難点。
じゃあ、私たちとようちえんがが共同で飼ったら?……。

この考えがよぎった時、私が最初に心配事にあげていた問題が一気に解決してしまいました。

・お世話は土日だけ。

・ヤギの育て方については今井さんという心強い指導者がいる。

ヤギとの暮らしがいよいよ現実のものに

こうして、私が反対する理由が、夫が今井さんと出会ってから半月もしないうちに面白い様に解決していき、夫は30年後だった計画を29年も縮めてヤギを飼うことを実現させたのです。

今でも思います。

オガスタの冗談から2年たらずで現実になるなんて…。
当初、反対していた私も、今ではすっかりヤギについての知識も増え、ヤギについて立派に語れるようになりました。
そして、図らずも子ども二人にヤギ2頭の世話を楽しむ日々を送っています。

りえ

りえ

680坪の広大な敷地に経つ、小さな家に住む30代主婦。 アウトドアメーカーで働く夫と、2人のこども、2頭のヤギで過ごす、自然と暮らす生活を綴ります。