OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.9 失敗だらけの庭づくりが、趣味になるなんて

この土地に来て、ひとつ趣味ができました。
庭づくりです。

……と言えるようになったのは、つい最近の話。

引っ越してからの5年間、
楽しい気持ちは、たしかにずっとありました。

でも正直に言うと、
「楽しいけど、だいぶ修行」でした。

 

はじめての春、夢しかなかった

2021年の2月に引っ越し、その3ヶ月後。
雪が溶け、外構工事も進み、いよいよ庭づくりがスタートしました。

オガスタの庭づくりワークショップで、
社員さんやオーナーさんたちと一緒に、木や宿根草、グランドカバーを植えていきました。

庭づくりワークショップ@見附市新町の山荘 開催しました。

このときの私はというと、
完全に夢見がちな庭オーナー。

「春になったら花が咲いて、
子どもが走り回って、
私はハーブでも摘んで……」

そんな、雑誌の1ページみたいな未来しか想像していませんでした。

▲作り始めた頃の庭の様子

最初の夏、全部まちがえた気がした

さあ!庭でたくさん遊ぶぞ〜!
と気合いを入れていたものの、

梅雨とともに、静かに、しかし確実に勢力を広げてきたのが

雑草です。

あっという間に我が家は、立派な雑草屋敷になりました。

抜いても抜いても生えてくる雑草たち。
昨日抜いたはずなのに、

「やっほー!また来たよ!」

みたいな顔をして、しかも昨日より元気。

ワークショップで植えたかわいい子たちは、
気づけば雑草の海に飲み込まれ、跡形もなくなっていました。

あぁ、なんでこんな広い庭を作ってしまったんだ……。

当時の私は、本気でそう思っていました。

▲雑草と格闘する夫… 庭一面、1m近い高さの草たちに侵食されました

失敗のオンパレード、それでもやめなかった

もう何度、いろんなことを試したかわかりません。

芝刈り機は買い替え、
クラピア(高級苗)は大量にさようならし、
植えた花はいつのまにか消え、
夫が作ったコンポストは雪で破壊されました。

書いていて、思い出して悲しくなってきました。(笑)

でも、それでもやめませんでした。

……というか、やめられませんでした。
庭を作ってしまった時点で、もう後戻りはできなかったんです。

その結果、気づけば「趣味」と呼べるものになっていました。

今では庭友達もできて、
見附市のイングリッシュガーデンでボランティアまで始めています。

いちばん驚いているのは、自分です。

▲before:まだ何もなかった頃

▲after:グランドカバーが育ち、庭らしくなりました

終わらないから、おもしろい

たぶん庭づくりって、ゴールがないんですよね。

一生「もうちょっとこうしたい」が終わらない。

でも、その終わらなさの中で、
思いがけないご褒美がやってきます。

ずっと咲かなかったスノーボールが突然咲いたり、
ダメかと思っていたミモザが復活したり、
忘れていたチューリップの球根が芽を出したり、
こぼれ種から花が一面に広がったり。

しかも最近は、どこに何を植えたのか自分でもよく覚えていなくて。

毎年ちょっとしたサプライズ状態です。

……それが、じわじわ楽しいんです。

やめられない理由って、こういうところにあるのかもしれません。

そしてもうひとつ、庭がくれたご褒美があります。

なぜか、友達まで増えました。
庭をいじっていただけなのに、不思議です。

次回は、その話もしてみようと思います。

 

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ウメ

ウメ

宮城県から新潟へ移住。夫婦・娘2人(6歳と3歳)の4人家族です。 縁もゆかりもなかった新潟県に移住した、私たちの移住物語を綴ります。 約200坪の敷地に三角屋根の家。広い庭と外遊びを楽しむ暮らし。

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