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vol.11 庭計画

自然と暮らす

我が家の庭計画

お庭に出たくなるいい季節になりましたね。
我が家は家が建ってから、3回目の春を迎えたところですが、最初の年に、玄関アプローチ側の庭を作っただけで、メインの広い裏庭の方は全く手をつけていません。理由は「庭にかける金銭的に余裕が無かった」「ヤギ飼育の準備を優先した」「庭作りより遊びに時間を使ってしまった」ためです。

とはいえ、広い庭ですから当初から「木を植えて、森を作ろう!」と庭作りをとても楽しみにしていました。庭計画だって夫婦で何度話し合ったことか。


↑家を建てる前の庭計画案(その後何度も書き換えてきました)

お金が無いので「どんぐりを拾ってきて苗木を育てよう!」と山へどんぐりを拾いにいったことも。ところが、ものぐさな私は拾ってきてそのまま放置。残念ながら苗木は1本も育っていません。

こうして結局、庭に手をつけずに、とうとう3回目の春を迎えてしまいました。
ですが、結果的には、最初に張り切って庭に手をつけなくて良かったな…とも思います。

2年間、庭に手は入れませんでしたが、とにかく庭でたくさん遊びました。キャンプもしました。焚火もしました。ヤギと一緒に散歩をしたり、雑草遊びをしたり、トラックの荷台に子ども達を乗せて凸凹の庭をぐるぐる走り回る…なんてことも。


↑子ども達、おおいに喜びます。

2年暮らして、見えてきた計画

だだっ広い何もない庭で日々遊んで過ごすことで、最初には分からなかった2つの大事なことが分かってきました。

1つ目は“どこの場所にどんなモノやスペースが必要か”ということ。
我が家、玄関前に車を停めているのですが、はじめはバックで車を駐車していました。ところが徐々にもうひとつある庭側の入り口から入り玄関とは反対側のデッキ前を通って家をくるっと回るようにして車を停める様になりました。そうするとバックが不要になります。私は大きい車に乗っているのでバックで駐車しない楽さといったら…。当初の計画では庭側の入り口を塞ぎ、木をたくさん植える予定でしたが、もちろん計画変更です。車が出入りできるように入り口は残し、車走行の邪魔にならないように間引いて木を植えることにしました。

また庭が広いので、庭作業するにも、土を運び入れる為に、庭の中にも車が走れる道が必要だし、友人が来た時の2〜3台分の駐車スペース、冬には雪を捨てる場所も確保しなければなりません。納屋の位置など庭の導線として少しずつ使いやすい場所も分かってきました。

2つ目は“庭のどの場所がどんな環境なのか”ということです。
これは、植物を植えるとき、どんな植物が適しているかの判断となります
雨が降るといつも水が溜まる水はけの悪い場所、ガチガチに固くなってしまう場所。同じ土地に見えても生える雑草が違います。その雑草の好む土地の特性を知ればそこがどんな環境なのかが分かるな〜 と、遊びの中で眺めてきました。

春になったら庭始動ができるように、冬の間、時間を見つけては庭会議をし、家を建てた時と同じように、みんなで模造紙に庭計画を立てました。


↑夫はセルフビルドでキャンプ道具や農具をしまえる納屋を建てるとのこと


↑ムスメによる自分だけの花壇・菜園計画も。

「森をつくる!」なんて大それたことを言って張り切っていますが、全く造園の知識もないですし、植物も詳しくありません。庭もいじったことのないド素人ですから、もっぱら書籍や雑誌を読みあさって勉強中です。

さて、“何も手をつけていなかった”と断言してしまうと、夫がしょんぼりしてしまいそうなので書き加えますが、我が家の庭計画のひとつ畑に関して夫が言うには、ここ1年は土壌改良のトライ&エラーを繰り返していたのだとか…。


畑となる場所に刈った雑草、ヤギの糞、ダンボールを交互に重ねて土壌を改良していく積層マルチという方法や、農業技師の方に“最初に植えるのはカボチャがいい”とアドバイスをいただきカボチャを植えたりしました。カボチャは土壌病害に強く、根やつるが広がって育つので、根が土を耕し柔らかくしてくれるというので、自然農法で育ててみました。植えたあとは、全く手入れをしませんでしたが、ゴロゴロと大量にカボチャが出来ました。土も少しは効果があったようで「(肥沃な土にしてくれる)ミミズもかなり増えてきた」と満足気に言っていました。


4月は忙しくて庭始動ができそうもなく、庭仕事には遅いスタートになりますが、今年はいよいよ庭に手を入れていこうと思います。

りえ

りえ

三条の山裾680坪の広大な敷地の小さな山荘に暮らす30代主婦。夫はアウトドアメーカー勤めの、おっとり系アウトドア派。2人のこども、2頭のヤギで繰り広げる、新潟の四季と暮らす生活を綴ります。