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vol.22 広い土地を持つということ(雑草・虫編)

自然と暮らす

広大な土地を管理すること

我が家の土地は680坪あります。
はじめから680坪も欲しかったワケではありません。

私たちの希望する土地の条件が、
①景色のいいところ
②学校へ歩いていける距離
このたった2つの条件を満たす場所がたまたま680坪の土地だった。というだけです。

当初は分筆してもらうことも考えました。
だけど、広すぎることが原因で長いこと誰にも買ってもらえなかった土地です。
売り主さんが手放したくて仕方が無かった土地を、分筆して売ってくれるわけがありません。
目線の先に人工物がほとんどないこの素晴らしい場所を“広すぎる”といって諦めるという選択肢は、私たちにはありませんでした。
幸いにも坪1万以下という破格の値段、
680坪もあるけど私たちでも手が届く値段で購入できるこの土地を、
意を決して購入することに決めました。

それからの生活というのは、今までのコラムでもお伝えしてきた通りです。
私の想像をはるかに超えた、新潟ならではの自然豊かな暮らしがそこにはありました。

「自然豊かな暮らし」と言葉にしてみればとてもよい響きに聞こえますが、自然には必ずつきものなのが……“草”と“虫”でしょう。

草と虫との戦い

この土地を購入する時にも一番問題視されていた雑草は住んでみてからもやはり一番の問題です。
我が家は週末だけヤギを家に連れてきているので、ヤギの力だけではまったく間に合いません。


↑庭です。雑草が子ども達の身長を超える背丈と成長してしまいました…。

こまめに草刈りができればいいのですが、夫が出張で不在なことが多く、草刈りができないことをいいことに、雑草ってやつは好き放題に荒れ放題。
雑草で見えなくなってしまった植えた木を救出するのは私しかいない!という状態に追い込まれ、結局私が刈払い機を振り回すハメになり、子育てと家事の僅かなすき間時間で草刈りをしています。
それでも草はぼうぼうですが、土地が広すぎるせいか、はたまたヤギがいるおかげか、不思議と草ぼうぼうが家と馴染んでおり、草ぼうぼうでもまぁいいか。と思えてしまいます。
庭にこまめに手をかけられないのなら、逆に雑草との共存を考えるのも楽しいかなと雑草とうまく付き合っていく方法を模索中です。

そして自然には虫がいます。それが自然です。
我が家のアウトドア好きは知れているので、キャンプを始めたいという人から相談をよく受けますが、かなりの割合で「虫が苦手なんだけど…大丈夫かな…」と言われます。


↑虫好きのぼうず。目玉がひとつしかなくてミニオンズみたいになっています。

私も虫が得意な方ではありません。嫌いな虫だって多々あります。
一番嫌いなのはカマドウマ。苦手なのはセミ。ぶつかってきて痛いのと、バチバチとなる音が苦手です。
けれど、上記にあげた虫は、そうそう家の中に入ってくることはありません。

昔はよく、電気に虫がおぞましいほど集まって不快でしたが、虫が電気に集まる原因は電気から出る紫外線なのだそうです。LEDは紫外線をほとんど出すことがにないそうで、LED電気であれば、さほど虫は集まりません。

家の中に出てきて、人を怖がらせるのはゲジゲジの類いでしょうか。
わたしも以前は、このゲジゲジの見た目が嫌いでした。
でも、このゲジゲジ、害虫を食べてくれる、人にとっては益虫なのだそうです。
それを知ってから、むやみに怖がるのをやめてみました。見つけたとしても、そっとしておきます。放っておけば案外早々と姿を消してしまい、家の中はいたって平和です。
わざわざ退治しようとするから、虫も人も慌てふためいて恐ろしい結末になるのだと、放っておくようになってから気づきました。


↑ムスメに捕まってしまったカナヘビちゃん。しっぽをリードに見立てて散歩中なのだとか。
我が家で一番困るのはムカデの存在です。
一年に1〜2回は家の中で出現し、皆を恐怖に陥れます。
ムカデも一生懸命生きているだけだと思いますが、あの見た目と “刺す”という人へ実害をもたらすムカデをゲジゲジの様に放っておくことはできません。
かわいい子ども達を守るべく母が必死にムカデと格闘します。
ガムテープでくっつけてみたり、割り箸で掴んで外へ放り投げた後にかかと落としを“これでもかっ!”というほどしたり…。
友達に”凍結殺虫剤がいいよ。”と勧められて買いましたが、それからというものまだムカデとは対峙しておりません。

そして、万が一刺された時の為にポイズンリムーバーを買いました。ポイズンリムーバーは毒を吸い取ってくれる道具です。備えあれば憂い無し!

うまく共存する道を

そうはいっても虫はどうしても無理!という方もいるかもしれませんが、虫のことを知ると、ただ嫌いだったのが、冷静に見られるようになるかもしれません。
そして害虫にはきちんと備えて立ち向かう。
見方、付き合い方を考えれば、虫なんてさほど気にせず、自然を楽しめる様になるのではないかと思います。

春先、雑草だらけの庭を歩くと、ぴょんぴょんそこらじゅうで大量の赤ちゃんバッタが跳ねます。
よく考えれば春に卵から孵化するのだからみんな赤ちゃんなのがあたりまえなのですが、今までこんな様子をみることも気づくこともなかった。
赤ちゃんバッタが飛び跳ねる度に、この足元の野原で小さな命がたくさん誕生しているのだと嬉しくなります。
日常にこの雑草だらけの庭があったから気づけた喜びです。

さて、広い土地や田舎暮らしで問題に出てくるのは、雑草、虫、の次は我が家では“税金”でした。
土地・建物にかかる固定資産税。条件によって金額が随分変わると思いますので、参考にはならないと思いますが、680坪の広さと三条の山裾の立地にある我が家の場合での固定資産税について、次回のコラムでお話したいと思います。

りえ

りえ

三条の山裾680坪の広大な敷地の小さな山荘に暮らす30代主婦。夫はアウトドアメーカー勤めの、おっとり系アウトドア派。2人のこども、2頭のヤギで繰り広げる、新潟の四季と暮らす生活を綴ります。

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