OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.6 暮らしのイメージが、少しずつ図面になってきた!

ささがわささがわ

前回のコラムでは、Pinterestや家づくりノートを使って、私たちなりに理想の暮らしを整理していった話を書きました。
今回はその続きとして、妻の私が、集めたイメージや要望が建築士さんとの打ち合わせを通じてどう形になっていったのかを振り返ってみたいと思います。

最初の打ち合わせで意外だったのは、間取りの話から始まらなかったことです。

最初に聞かれたのは、間取りではありませんでした

始めの打ち合わせでは、家づくりノートや参考写真を見せながら、今の生活リズムや好きな雰囲気を共有しました。
どの部屋を何畳にするか、という話から入るのだと思っていたので、最初は少し意外でした。

でも実際に話したことは、将来1階で生活を完結させたいことや、1日の生活リズム、趣味の話など、かなり抽象的な話でした。

私たちは長年東京で暮らし、新潟へ理想の暮らしを求めて移住してきたこともあり、都会ではできない庭や家庭菜園を楽しみいたいこと、ニワトリを飼ってみたいかも?!(笑)など、夢のある話もたくさんさせていただきました。

私たちも、 初めから設備の希望を並べるより、どんな日常を送りたいのかを伝えたほうが、建築士さんとも家のイメージの共有がすぐできると気づくことができました。

▲初回提案の図面。暮らしのイメージしかお伝えしていないのに、動線まで見えてきて驚きました。

初回提案で、暮らしの景色が見えました

特に印象に残っているのは、通り土間の提案でした。

京都の町家や長屋などでよく使用されているイメージだと思います。私も存在は知っていましたが、一般家庭で採用されることはあまりないですし、目からウロコでした。

我が家の場合は、正面玄関から裏の畑へそのまま抜ける線が図面に入っていて、家の中と外がゆるやかにつながる作りでした。

私は”和”な雰囲気も生活に取り込みたいと考えていたので、この提案には一目惚れでした。

そして、まだこちらは「こう暮らしたい」という話しかしていなかったのに、
ここまで具体的に図面になるのかと驚きました。

理想をちゃんと受け取ってもらえていたことが、その時とても嬉しかったです。

▲我が家で大活躍の玄関から裏の畑まで一直線でつながる通り土間。写真は施工当時のもの。

細かい部分ほど、私たちらしさが出た

そこからは、私たちの希望と建築士さんの提案を重ねながら、少しずつ具体化していきました。
特に印象に残っているものをいくつかご紹介します。

  • キッチン
    最近の流行はアイランド型で私たちも賃貸暮らしで使い慣れたので最初提案していましたが、空間がどう見えるかまで含めて考え直した結果、L字型に変更しました。 大きな収納カウンターもオリジナルで制作していただき、今では大変使いやすく大正解でした。住めば都ですので、これから施工される皆様には型にとらわれず色々な型のキッチンを考慮いただきたいです。

▲当時のキッチンの要望提案図。L字型デメリットとされる角のデッドスペースはゴミ置き場に。

  • 外壁の色
    私たちはもう少し渋い和風テイストの色にも惹かれていたのですが、内と外のつながりや全体の見え方から白を提案してもらい、その案を選びました。汚れが目立たないか、少し明るすぎるかもしれないという迷いもありましたが、全体として理想の雰囲気を崩さずにまとまると分かって、その提案に納得できました。

▲内装外装共に同じ色にすることで外への繋がりの開放感が格段に上がりました。

  • 細かな使い勝手
    家電や家具の配置場所、仕事用スペースのコンセント位置、将来を見越したEVコンセントなどは、住んでから困らないようにかなり具体的に相談しました。

設計の打ち合わせは、要望を伝えて終わりではなく、図面を見ながら暮らしの景色を増やしていく時間です。図面を見るたびに、その家で過ごすイメージが少しずつ見えてきました。

次回は、実際に引渡し後に住んでみて感じたことをお話ししたいと思います。

ささがわ

ささがわ

兵庫県出身の夫(40代)・新潟県出身の妻(30代)・新潟県生まれの娘(もうすぐ3歳)の3人暮らし。 東京から新潟へコロナ禍前に移住し、家を建てたお話をお届けします。 新潟での子育て、酒飲み夫婦で新潟の食とお酒も楽しんでいます。

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