新潟といえば雪国。
だから移住する前は、「新潟の夏は避暑地みたいなものだろう」と思っていました。
はい、大間違いでした。
新潟の夏は、命の危険を感じる暑さです。
実は新潟県では40℃を超える暑さを観測したこともあり、年によっては全国トップクラスの暑さになることもあります。
私は暑いのが本当に苦手です。
「いつも元気だね」といわれる私でも、夏はほぼ機能停止。無口になります。
そんな我が家の夏の過ごし方は、とてもシンプル。
家に引きこもるか、新潟から逃げるか。
もはや「夏をどう楽しむか」ではなく、「どう逃げるか」です。
今回は、そんな我が家の夏のお話です。

オガスタの家は巨大冷蔵庫
オガスタの家に引っ越して、「これは本当にすごい」と思ったことがあります。
それは、一年中同じ布団で寝られること。
夏は涼しく、冬は暖かい。
しかも、家庭用エアコン1台で家中が快適です。
以前、真夏に東京の友達が泊まりに来た朝のこと。
私は寒くてフリースを着ていました。
それを見た友達が一言。
「どういうこと? 今、真夏だけど(笑)」
その一言で、「そういえば、夏って家の中でも暑かったんだ」と、すっかり忘れていたことを思い出しました。
でも、子供たちからの「ねぇ、外行こう!」
この一言で、我が家の避難計画が始まります。
どんなに快適な家でも、子どもにとっては家は家。
そんなときは、避暑地へ逃げるしかありません。

夏の避難所は戸隠
我が家では毎年、「そろそろ戸隠へ避難しますか」という会話があります。
見附市から車で2時間弱。
毎年夏になると向かうのが、長野県の戸隠です。
戸隠は標高約1,200m。
見附市より気温が7〜10℃ほど低いことも多く、真夏でもとても過ごしやすい場所です。
我が家は7月から9月にかけて、毎年のように戸隠のキャンプ場へ出かけています。
新潟で「暑い、暑い」と言っていたのが嘘みたいに、夜は長袖が欲しくなる日もあります。
しかもキャンプ場には川があります。
「戸隠まで来ても暑い!」という日は、もう川へダイブ。
体感温度、マイナス5℃。(※個人の感想です。)
牧場では動物と触れ合えたり、ポニーに乗れたり。
我が家にとって戸隠は、夏の避難所です。

▲川遊びに飽きたら、牧場まで足を伸ばして動物とのふれあい
飛行機に乗って北海道もあり
一昨年は北海道・ニセコへも行ってみました。
「北海道なら涼しいでしょ!」と思ったのですが、意外と昼間は暑い。
でも森へ入ると空気が一変。気分はずいぶんリセットされました。
結局、人間は気温より景色にだまされるのかもしれません。

▲森の中のアスレチック場。涼しくて娘の挑戦意欲も高まりました。
日本が暑すぎるので
「もう暑いのは無理!」
そんなときは、いっそ日本を飛び出すのもアリだと思っています。
そして我が家の避難距離は年々伸び、ついに日本を飛び出しました。
「お盆に海外なんて高そう」と思っていたのですが、タイはちょうど雨季。
観光客が少ないオフシーズンなので、意外とリーズナブルに行けることもあります。
もちろんスコールは降ります。
でも、一日中雨ということはほとんどなく、プールにも入れるし、観光も十分楽しめました。
「お盆=混んでいて高い」と思い込んでいましたが、行き先を変えるだけで、こんな夏の過ごし方もあるんだと知りました。

▲お盆とは思えないほど空いていたプーケットのプール
暑さとは、戦わない
暑いなら、無理に耐えなくてもいい。
家の中で涼しく過ごす日があってもいい。
少し標高の高い場所まで足を延ばしてもいい。
自分なりの”逃げ場所”を見つけるのも、一つの夏の楽しみ方なのかもしれません。
ちなみに、旅から帰ってくるたびに思います。
「やっぱり家、最高。」
避暑地から帰ってきて、また避暑地。
結局、一番の避暑地は家でした。
それでも子どもは外へ行きたがるので、今年も我が家の避難計画は続きます。
雪には耐えられても、夏だけは降参です。

ここまで、新潟の夏から逃げる話ばかりしてきましたが、暑さを我慢してでも行きたい夏のイベントが新潟にはあります。
次回はそんなお話を書いてみようと思います。

